漠然と20歳で死ぬと思ってた話
いつ頃からだか、20歳で自分は死ぬのだと思ってた。
小学生の頃にはそう思ってたと思う。病気だとか自殺とか具体的なことはなくてただ根拠もなくそう思ってた。
虫歯になりかけても、入れ歯になるような歳にはならないから…。多少太っても、燃やせばみんな骨になるから…。親に理不尽に怒られても、この人たちとの付き合いも長くはないから…。
何か嫌なことがあっても、まぁあと10年…5年…と指折り数えているようなところもあったからこそ、小さい頃から自分の雑な性格の事も嫌わずにすんだように思