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「め」は迷惑をかけてもいいって子どもに言いたい

おいしょっと、雨降り、こんにちは


「人に迷惑をかけないようにね」

つい言ってしまうこの言葉

公園や幼稚園の園庭で遊ぶときに
なんだか
周りの目を気にして。

砂場の砂をたくさん持ち上げたとき
その砂たちが風にのって近くのお友達にかかったら大変だなって
とりあえず出た言葉

むすめに言ったんじゃない

ちゃんとした母親だって思われたくて出た言葉だ

自分が嫌になった

二人で公園にいたら言わないのに
のびのびと自由に遊ぶのを見守るのに。


「迷惑をかけないようにね」

どんな場面でもよく耳にするようになった

滑り台を逆から登る男の子に注意するママ
遊具にぶら下がって遊ぶ女の子を注意するママ
スーパーでふらふらと気になるヨーグルトのパッケージを見ようとする子を注意するママ

きっともっと色々なところで多発している
「迷惑をかけないように」という呪文

でも本当は

「人に迷惑をかけてしまうのはしょうがない
 その代わり
 人から迷惑をかけられても許せる人であれ」

ふなこの旦那

こっちのほうが大事なんじゃないかって
旦那に言われてハッとしたふなこ。


子どもを叱ってはいけない、という育児ではなくて
どうしたらいいのかを具体的に教えてあげるのが正解で

「周りをよく見てお砂がおともだちにかからないように気をつけるんだよ」
とか
「滑ってくるおともだちがいないか確認するんだよ」
とか
(滑り台を逆から登る件に関しては幼稚園のルールで「親が一緒のときはよい」になっているのです〜)

「周りのお客さんにぶつかったら危ないから手を繋いでようね」
とか

具体的に、子どもに教えてあげられるような親でありたい


「人に迷惑をかけないように」


「人に」っていう基準が他者であって
曖昧なところもよくないよなぁ
Aさんは迷惑と捉えるかもしれないけれど
Bさんは迷惑と捉えないかもしれない

他者を思いやるのは大事だけれど

その方法を子どもに丸投げしてしまうのはよくない

そして

誰かと一緒に生きていれば
迷惑はかけてしまうものなんだ

素直に「ごめんなさい」と言えることと
「ありがとう」と感謝できることのほうが大事で

誰かの迷惑を迷惑と思わない大きな懐をもった子に
育ってほしいと願うから

「人に迷惑をかけないようにね」

とは言わないで子育てをしていきたいなって。


今日はすごくシンプルnote^^

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