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9/11(月)と9/12(火)日記

すみません、今回は2日をまとめてひとつにさせてください……。

*早起き

この週は水曜日から1週間夏休みを取る予定で、実質月曜と火曜しか稼働できなかった。
そのため両日は朝8時前から出社して色々と作業していたのだが、前倒しの作業や緊急の作業、さらにはどうにもならない諸事情があって進行スケジュールに遅れが発生してしまい、結局休み中の持ち越しが決定した。編集者が仕事を忘れてど平日に休みを取るのはものすごく難しいことを知った。これを苦に感じないのは不幸中の幸いなのかもしれない。私はこの仕事が好きだ。

通常勤務の月曜と火曜はそれぞれ12時間以上椅子に座っていたのだが、まあ腰がやばい。骨盤上の筋肉が張る。腰が痛いってこういうことか、と思った。立って仕事をした方がいいかもしれない。

私の場合は、というか大半の仕事がおそらく連絡と調整、間にちょくちょく企画系で、基本的には社内メッセージと社外メッセージをひたすらに繰り返している。打ち合わせがない日は特に、連絡と確認だけで一日が終わっていくような感覚だ。だからと言ってしんどいという気持ちは全くなく、ひたすらに各所へボールのパスを的確に回していくので良い意味でヒリヒリするし、だからこそパス回しが決まった時の爽快感は半端ない。自分の頭がいいんじゃないかとたまに勘違いしたくなる時がある。

前に編集者の適性について、別の編集者さんと話したことがある。まず「マルチタスクが得意なこと」が挙がった。
連絡ひとつとっても言い方や情報を相手のパターンによって変える必要があり(親密度や相手が求める解像度や丁寧さなど)、それらを瞬時に使い分け、同時に進めていくというスキルが求められるそうだ。ヒリヒリするけど、それが私は楽しい(今の自分ができているかは分からないが)。

こうやって裏で縦横無尽に駆け巡り、まったく目立たない仕事をするのは好きだし、性に合っていると思う。しずかに、ひっそりと、誰に気づかれずとも自分だけが「よく動いたなぁ」と思えばそれで良い。

編集者に限らず、きっと表から見える「仕事」はすべてその氷山の一角でしかないんだろう。その目に見える「仕事」のために、無数の仕事や工程が費やされている……とすると、そんな労力をかけて、いったい私たちは何をしているんだろう。何をつくっているんだろう。いずれ死ぬのに。どうせ忘れられるのに。

ちょっとバカバカしくなってきやしないだろうか。


「なぜ私たちは働くのか」という、この時間に考えるには危険すぎる問いが立ち現れてきたので、この辺りでそっと筆を置くことにしたい。


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