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美しい景観に魅せられて

洋服屋という職業に就いてから16年。
その中で、ありがたいことに海外出張という貴重な経験を何度かさせていただきました。

初めて訪れた場所はイギリスはロンドン。
いきなりのアクシデントに見舞われます。

地下鉄のドアの開閉が日本とはまるで違うのです… 地図を見ながら歩きいざ車内に乗り込もうと思った瞬間に顔が挟まれてしまいました苦笑

待望の場所であるイギリスという土地に舞い上がっていたのか…私がドジなだけなのか…おそらく後者だと思いますが笑

そんなことはさておき、
私が勤める洋服屋では、海外出張の際はグーグルマップの使用を禁じられます。

何故か。

地図を見て道の通りの名前を覚えて歩くことが、その土地を理解する上で大事だからそうです。

そんな話を聞きながら、あるブランドの展示会にいった際にびっくりする出来事が。
同じタイミングで、日本の某U社の有名バイヤー様に遭遇しました。
その方が右手に持っていたのはミシュランのマップ。

その姿が抜群に格好良く、携帯を片手に歩くのはやめようと思った瞬間でもありました。

グーグルマップという便利すぎるアイテムが使えないからこそ、自分の五感で感じられるモノが沢山あったと思っています

どこを歩いても、街の景観が昔のまま保たれている。高い建物が少なく新しいビルが少ないように感じていました。
日本で普段生活していると高層ビルをすり抜けて出勤しているから、とても新鮮だったのを覚えています。

フランスの空気を吸った気でパリジャン気取りで帰国笑
その後すぐの国内出張である展示会に。

場所は京都

デザイナー様から、展示会場までは京都駅からバスで来てくださいと。

地下鉄ではなくバス…その時は?と思いながらバスに乗り込みました。

バスの窓から外を眺めていると、そこにはつい先日見たばかりの美しい景観に似た景色が….

あれ?ここフランスだっけ?

そんな錯覚に一瞬陥ってしまいそうになるくらい、フランスの景観と、京都の景観はリンクする部分が自分の中にはあったのです。

たしかこれは4年前ほどの話なので、2020年だったかな?

その日の夜会で、ボスとデザイナー様と話している中で、なんでかは覚えてないのですが笑
直感的に京都でお店をやってみたいですと話していました。

そこから京都でのイベントが始まっていくことに。

4年で京都には30回以上訪れたと思います笑

札幌にしか住んだことのない私が、何故京都という場所に惹かれてしまうのか。

おそらくフランスで感じたモノと同じモノを京都で感じているんだと思います。

京都のお店の情報は、こちらでも紹介していきますので楽しみにしていてください。












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