Jリーグより育成年代の取材を優先している理由【サッカーライター論#3】

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国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話｜Reona Takenaka｜note

自分のSNSを見ている人ならわかると思うが、昨年、今年とJリーグの取材へ行っていない。メインフィールドは完全に中高大の育成年代だ。これまではJと並行してこの現場へ行っていたが、最近は100%と言ってよいほど育成現場に振り切っている。

もちろんJリーグへの興味が薄れたわけではないし、なんならプロになる前を知っている選手が多いので（多分J1~J3全チームにいる）、世界で最も観に行きたいリーグであることは間違いない。2012年にJリーグを取材するようになってから、確実に毎週どこか現場には足を運んでいたと思う。

だが、コロナによってある変化が起きたため、自分はJへ行くことを辞めた。

昨年の開幕からいまのいままでで取材したJの試合は2020開幕戦の川崎F vs 鳥栖@等々力のみだ。自分がJの取材を休止する要因となった前述の変化は、この後に起きたのである。