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グランパスvsマリノスの"あの”場面での審判は正しかったかもしれない
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※本記事はメンバーシップ「日本サッカー研究室」サポータープラン加入者と月額マガジン「国内サッカーの現場より~竹中玲央奈のここだけの話~」の読者限定の記事です。
明治安田J1リーグ 第5節
名古屋グランパス 2-1 横浜F・マリノス
ホームの名古屋グランパスが横浜F・マリノスから逆転勝利を収めた試合で"物議を醸す”場面があった。76分ごろ、名古屋の2枚交代と横浜FMの2枚交代が同時に行なわれず、一時的に11人対10人とリードをしている横浜FMが1人少ない状況になり、その直後に名古屋が得点をしたシーンだ。
流れは以下のような形である。なお、映像を見直してXで書いたものから加筆修正している。
①名古屋が2枚、横浜FMが1枚交代の準備
②試合が止まったタイミングで渡辺皓太が負傷
③ここで横浜FMのスタッフが畠中の交代にストップをかけ、山根陸→渡辺皓太をあわせた2枚の同時交代をしようとする
④主審はこのタイミングで名古屋の交代を先に行う。
⑤渡辺皓太はタッチラインを出る。この時点で名古屋が1人多い状態
⑥横浜FMベンチが2枚の交代を促すも、認められず
⑥グランパス・山中亮輔がスローインで試合を始める
⑦主審はそのまま止めずに試合を進める。横浜FMは1人少ない状態
⑧このプレーでグランパスが同点ゴール。キューウェル監督は激昂しイエローカード
このような流れで、当初は自分も「なぜ交代させなかったのか」と疑問に感じたのだが、色々と考えるとこのジャッジについて競技規則上の問題はないのでは、と思ったのである。むしろこれは、横浜FMのベンチワークでミスという捉え方もできるのでは、と感じた。
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