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NFTとラグジュアリーブランドの関係性

こんばんは!web3に夢中な大学生Reonです。
今回は、NFTとラグジュアリーブランド業界の親和性が高い!と感じたので記事にしていきたいと思います。

今回の内容は、運営させて頂いているYUTORICITYの第7回勉強会から発展させたお話となります。
YUTORICITYでは、過去の勉強会の資料が全て格納されていますので、ご興味ある方はぜひご参加してみてください。

親和性と大義名分

さて、私の経歴をご存じの方は同じ話になっていますが、就職活動にて
ラグジュアリーブランド業界を志望し、業界分析を行ってきた体感ですが、NFTとブランド品の価値はかなり似ている部分があると感じています。
(経歴が気になる方はこの記事をご覧ください☟)

NFTには様々な技術的魅力はあるものの、それらは全て最新技術であるかと言われるとそうではありません。トークンの仕組みやイーサリアムをベースとしたコンポーザビリティーもNFTが流行する以前から実現可能であった技術です。
しかし、2020後半から2021年にかけて加速度的にNFTが流行し、ビジネス的な用途も増えたのには、「アーティストを救おう」という大義名分があり、それらがアート業界とマッチしたからだと思います。その親和性がラグジュアリーブランド業界ともNFTには感じるのです。

ラグジュアリーブランド業界のNFTとは

では、その点において親和性を感じ、どんな大義名分がラグジュアリーブランド業界のNFTには含まれているのでしょうか。

親和性
まずは親和性から。ラグジュアリーブランド業界のアイテムのぶっちゃけた価値は、
・自己顕示欲を満たす商品
・そのブランドの熱狂的なファン
・投機目的
・革新的なデザインやアイテムの希少性に対する所有欲

であると考えます。あくまで仮定であり、一個人の意見であることをご了承ください。加えて、高額な商品であればあるほどその商品が本物であってほしいと誰もが考えます。もちろん直営店で購入すれば偽物である可能性は極めて低いですが、高額な商品だからこそ、中古商品や親世代以上から譲りうける事もあります。
故に、アイテムの真贋判定も非常に重要な要素であります。

ここまで列挙した時に、
あれ?NFTですべて解決できるんじゃない?
と考えられます。上記のアイテムのレアリティはデジタルアイテムだからこそ、流通量をコントロールすることができます。そのため、ラグジュアリーブランドの認知度に対して、新しいテクノロジーを活用した新アイテムを世間よりも早く入手することが出来ます。

加えて、世界のセレブがTwitterでCrypto PunksをPFP(SNSのアイコンなどに使えるNFTアート)にしたように、デジタルデータがロレックスの様な高級時計の役割に変わると思います。
それが、BURBERRYの発売されているメタバース空間で着る事ができるスキンとしてデジタルファッションと昇華されます。

バーバリーから発売されているNFTコレクション


環境問題の解決

ラグジュアリーブランド業界がNFTに参入し、親和性が高い領域で更なる利益とブランド価値を向上を求めるには、大義名分が必要だと考えます。
それが、環境問題の解決です。ファッション業界全体としての問題として、環境問題に多大なるストレスをかけています。
具体的に、ファッション産業が排出するCO2は全産業の約10%、ファッション産業が排出する排水量は全産業の約20%を排出しています。加えて、最先端の流行を追うファストファッションではシーズンごとに多くのアイテムが廃棄されます。その現状をNFT×ラグジュアリーの可能性によって解決できるというのが大義名分です。
メタバース空間でのデジタルファッションとして解決することが出来、アートやPFPとして自己顕示欲を満たし、加えてその商品の唯一無二性はテクノロジーによって保障されています。またこの時点でNFTアイテムを保有する事が価値であり、その価値がいずれ上昇することを期待する消費者もいるでしょう。

ルイ・ヴィトンの「LOUIS THE GAME」企業の歴史を追いながらNFTアートを入手する事ができる

α世代にマッチする

NFTはその相互運用性からメタバース空間やGameFiに組み込まれることが多いです。そして、そのアイテムは筆者である私よりも若いα世代にぶっ刺さるのではないかと思います。
α世代とは、2010年以降に生まれた世代の方々です。私自信はz世代と言われ、昨今メディアによって取り上げられることが多いですが、個人的に次の世代にこそブームではなく日常として使われるのがNFTではないかと思います。
その理由として、幼い頃からデジタルに触れ、幼少期からオンラインでコミュニケーションを取る事に抵抗感が薄いという点。現に、今の小学生のお年玉の使い道は、基本無料でプレーできるゲームのスキンを買う事です。つまり、課金がステータスとなりそこにお金を落とす事は全く違和感ではないのです。この価値観はジェネレーションギャップが大きい部分だと思いますが、NFTの技術と認知度が浸透した時に。そのα世代の富裕層や周囲と差別化を図りたい層がラグジュアリーなNFTを購入したいと思うのは特段変なころではないと個人的に思うのです。

NFTの寿命

ここまで、NFTとラグジュアリーブランドとの関係を綴りましたが、最後にNFTNO寿命について考えていきたいと思います。
NFTはブロックチェーン技術による運用がベースのため「半永久的な存在」であります。
(技術的に一定条件を満たすとバーン(消滅)するプログラムもかけます)

そんなNFTの寿命とは、黎明期から成熟期を終え、啓蒙期に入り、皆が当たり前にNFTを保有した時に果たして今と同じ文脈でNFTは存在しているでしょうか。特に、今回の記事のNFTとラグジュアリーブランドの関係において
周囲が持っていないレア感」は非常に重要な要素でした。

そのため、今までのラグジュアリーNFTの魅力とは違った形になったときにどのような真価を発揮できるかがカギとなります。

参考に NonFoungible.com  が発表した2022年第3四半期の市場レポートを載せておきます。


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