見出し画像

Art is gone?

外国の方は、日本語や漢字が大好きで、
 
ある外国人に「Bakufu!」知ってるよ!と、ドヤ顔で言われた。
 
最初は、よくわからなかったけれど「幕府」と言っているのだなとやっと理解。
 
 
どうやら、
 
【幕府】
 
の漢字の、カタチ、ディティールがカッコよくて気に入っているらしい。笑
 
 
漢字を書いてあげる一方、僕の頭の隅っこでは、
 
「ところで幕府ってなに? どういう意味?」ともし聞かれたら、答えることができないな…。
 
と、内心ヒヤヒヤしていました。
 
 
"いい国つくろう鎌倉幕府" が、1192年に始まったことは知っているけれど、
幕府とは一体なんなのか、その背景がわからない。
 
 
日本の義務教育って重要視されるのは、いつも決まった答えが明確にある科目。
 
僕は小学校のときは算数が好きだったけれど、
 
数学になり、難しくなってきたころについていけなくなった。
 
高校で出会った社会倫理という科目は目からウロコで、哲学という考え方があるんだな(というか、思想などの考え方が学問としてあるんだ)と、世界が広がった。
 
ただ、大学受験を目指している同級生には、それどころではない科目だったかもしれません。
 
 
「フィンランドの教育」という、おもしろい動画がありますが、
 
画一的や、統一的、出る杭は打たれる
教育を受けている日本人からすると、
 
ヨーロッパのフィンランドの教育は、
座学が少なく、制限がない、個性や自由、ユニークさ
 
アート性が重要視される教育です。
 
日本において、子どもを私学・塾に通わせ、
偏差値でいい大学を目指す流れは主流でしたが、
 
彼等の価値観では、
Art is gone ?(美術を減らすの?)
と困惑の表情を浮かべているようです。
 
もちろん教育とは、正解のない課題なので、どちらが正しいもありませんが、
 
どうでも1192、都合の1192にならないように、
 
あらためて、
「あぁ、自分は偏った教育を受けてきたんだな・・・」と再認識させられました。
 
 
アートって言われると、
 
専門性のある手を差し伸べにくい印象になってしまいますが、
 
絵が好き、歌が好き、世界観が好き、など
 
好きなことは全て、私たちにとっての立派なアート性だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?