家庭教師をして感じたこと。♯A1

 私はまだ学生で、教育学部に通っています。将来は教員になることを目指しながら勉強をしている。そこでは、教育に関わるさまざまなことをしたいと思い、母校の野球のコーチをボランティアでしてみたり、家庭教師をしてみたり、本を読んだりしている。

 家庭教師では、小学生から高校生まで教えているのだが、日々感じることは、「難しさ」である。この前の家庭教師の時のお話を少ししようかと思う。

 その生徒さんは、新高校1年になる子で私立の学校に通っています。この子をA君とします。このA君は、ほとんど自分からは話しませんし、笑うこともほとんどありません。勉強に対するモチベーションも高いわけではないですし、集中力も高くなく、宿題もやってこないですが、さほど勉強ができないわけでもないため、非常に掴みづらいと感じていました。この子の授業を持ち始めてから、一ヶ月たったある日、私は、驚くことがありました。

 それは、90分の授業内で、自分のスマホから家に電話をかけて、親が受話器を取りに行こうとしたところで、自ら電話を切る。これを3回行ったのです。もちろん私には見えないようにやっていて、最初の二回は気づかなかったのですが、最後の一回で気づきました。その時、私の頭には??が浮かびました。A君には英語を基本的に行っていて、集中力のバラツキはありましたが、授業はしっかりと聞いてくれていたし、なぜそのようなことをしたのかという疑問が残りました。

 まず、やる気が出ない、集中力が出ないので、スマホを触ったりすることまではわかります。しかし、なぜ家に電話をして、親が取る寸前に切るのでしょうか?親との仲が悪いからなのでしょうか?でも、授業が終わると、ご飯の時間になるので、親と話しながらご飯を食べているのです。とにかく、なぜその行動とったのか私にはわからなかったのです。

 違う子に同じ授業をしていても、伝わり方や吸収量が違うことをひしひしと感じるようになりました。今現在、家庭教師を三件持っているので、その内容や、野球のコーチの内容についてブログを書いていければいいなと感じています。よろしくお願いいたします!

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