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感動するためだけに生きてるなう。

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瑕疵とバグ

混乱するプロジェクト私が参加させていただく建築のプロジェクトは大体が混乱している。もっといえば混乱しているから声がかかるともいえる。(その度にもう少し最初から声をかけていただければ。。。泣 と説明しているが今後どうなるかはわからない) なぜこんなことになってしまうのか?と思うし、いざ状況を見ればなんでこうやらなかったのか?など誰でも指摘出来てしまうような混乱がそこにはある。しかし、言うは易しである。 当然当事者達も理解しているのだが、何故か混乱してしまう。 その原因として

    • 【母親幻想/岸田秀】

      ざっくりと本書の内容を紹介すると、母親とは社会に押し付けられた役割であり、幻想である。母性本能や母性愛も母親の役割を長い年月をかけ、女性に押し付けるために作られた幻想である。しかし現代(1998年をさす)では母親の虐待やコインロッカー・ベイビー事件などを通して、それらの幻想が崩壊した表れであると指摘している。初版が1998年だが現代(2023年)をそのまま批評していると思えるほどである。タイトルは母親がかなり全面に出ているが父親や父性本能についても語られる。この本を読んでいる

      • 【ものぐさ精神分析/岸田秀】

        所感 過去読んできた本の中でベスト10に入る書籍。 本書は患者の書いた精神分析理論である。筆者自身も精神疾患を持ち、それらと向き合うことにより、いわゆる岸田理論が構築される。岸田理論はあらゆるものが転倒する。例えば、「戦争は我々の暮らしを滅茶滅茶にする」が「人間は日常生活をひっくり返すために戦争をする。 そのことによって我々がいかに日常を憎んでいるかがわかる」や「社会からこぼれ落ちた者が犯罪者になる」が「社会は自らが正常であるという幻想を保つために、正常でないものとしての犯

        • 会社の意義

          今年ももう終わろうとしている。零細企業ながらも、なんだかんだと3期目に突入しているのだが、少し振り返ってみたいなと思い下記に記す。3期目から新たなメンバーも加わることになった。正直こうしてやってこれたのも運が良かったなとつくづく思う。たまたまその時その場所にいることが生きていく上では重要な意味を持っているのかもしれないなと最近は思う。 会社を立ち上げた時はいろんな事務処理があって、(今もあるが)なんて面倒くさいのだと思ったし、しかもその行為はお金を生まないときている。俺は一

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        瑕疵とバグ

          お盆

          帰省 久しぶりに地元の山梨に帰省した。 コロナ禍となってから、Twitterでは住民から嫌がらせを受けたなどとTLで目にしていたが、幸い私の回りでは全くそういうことはなかったので良かった。そんな投稿を見ながら、コロナ禍によってさまざまな問題点が現れたが、人間の卑しさもまた現れたのだなと思っていた。 帰路 年に多くても2,3回くらい実家には帰るのだが、今年はその1回目だ。東京から山梨に帰るまでの間はだいぶ時間があるので、だいたいその時気になっている本を読みながら電車に乗ってい

          お盆

          分離と文理

          プロジェクトに参加しているとこれは分離の問題なのでは?と思うようになってきた。まず契約や業務範囲について会社対会社の場合は、意外とアバウトであったり、すごい急いでるからという理由で契約する前から作業するということがある。そこは信頼関係によるものでもあるが、アバウトになっていることは事実だ。そしていざ会社内部に目を向けると部署間の分離が激しく、基本的に指示されたことまたは部署における業務範囲を超えては絶対にやらないというようなことを感じることがある。これについては逆の方がいいの

          分離と文理

          デジタルドーピング

          私の仕事最近建設関係の仕事をしているのですが、自分の仕事は建設業において、どんな役割を果たしているのだろうかと考えることがあります。 よくある状況としては、実施設計が終わった段階で、そのまま施工図を描けるわけもなく、施工の観点から作り直しが必要となる場合です。これは設計意図を踏まえながら施工が可能な建築へとすり合わせていくために、再検討用の3Dモデルを作るということです。 私はこの再検討するための3Dモデル(以後、再検討モデル)を作っています。少し話が前後しますが、このすり

          デジタルドーピング