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【エッセイ】クズに夢を抱くな。

クズ男と聞いて、イコール沼男とするのは非常に危ない。今すぐ目を覚ました方がいいだろう。そしてここからは偏見100%でお送りする。

漫画や音楽の中で描かれるクズ男を何故か魅力的に見える現象があるのは非常に理解できる。

女馴れしていて、沢山の可愛い子から言い寄られていて、酒癖悪くて思ってた以上に距離近くて、欲しかった言葉をかけてくれる。ふと香る女物の香水が脳裏にこびりついて、「誰の香水なの?もしかして彼女が……」と翻弄される。

いる。実際にこういう、所謂典型的なクズ男もそれにズブズブとハマっていく女もいるのだ。

だけど、漫画の中にあるような「お前しかいないよ」なんていう奇跡的な展開は現実には無い。
自分に持っていないものを漂わせているクズ男に、幻想を抱くのは共感することができるけども、やはり現実は甘くは無い。

それなら、どうしたらそんな男に騙されないのか。一旦冷静に考えて見て欲しい。クズ男に、同性の友達はいるか?という事を。もし、貴方が沼ったクズ男に、そいつを理解している男友達がいなければそのクズ男は貴方を幸せにしてくれない、と思う。

ほんとうに、そのクズ男がどこまでのクズ男なのか知るには友達の数から見極める事が大事だとほんとうに心の底から思っている。

「え、あいつめっちゃいいやつだよ」って情報を得て、その女たらし具合が別にファッションクズ男だったとしても別にいい。同性からの評価ほど大事なものは無い。

クズ男に夢を抱いてはいけない。結局自分の所に戻ってくる、なんて根拠の無い自信を抱くと後々悲しい思いをする。

人生の中の大事な時間とお金をかけてもいいって思える人に出会えるのは素敵な事だけど、それに見合う何かを彼から与えらまれているのか、今1度考えて見よう。私は考えられませんでした。

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