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春すぎて

夏来にけらし。

4月後半からGW明けまでひたすら仕事だったのでうっかりひと月分とばしてしまった。
徹夜現場も含め10連勤ぐらいを2回やったり後輩が順番に体調を崩したり、いろいろあるけど割と元気なままご機嫌に働いている。

気温も上がり天気の良い日が増えてきたので、先の記事で紹介した植物たちもすくすく育ってくれて嬉しい。
モンステラはぼくの腰ぐらいの高さまで伸びているし、鉢を回して陽の当たり方を均等にしてやると、みるみるうちに葉の向きが変わっていってかわいい。
コーヒーの木はなかなか大きくならないなと思っていたら、どうやら植物用の虫除けが葉の上で固まっていたらしく、取り除いてあげたらわかりやすく新しい葉が元気になった。ごめんよ。

でかい
植え替えても元気

もうすぐツアーが始まるのだが、そうするとなかなか家に帰ってこれないので枯れてしまわないか心配だ。
後輩に水やりを頼むか、いっそ会社に置いといてもらうのも有りなのか?


そういえば先月は人生初の体験をした。
中学生の頃から大好きな椎名林檎のライブに行ったのだ。

後輩が「もしチケット取れたら一緒に行ってくれますか」と言うので二つ返事でOKしたら、本当に抽選を勝ち抜いてくれた。
しかも座席は2階席の最前列、事前にグッズの旗も買っておいてくれるというホスピタリティの高さ。
本当にありがとうございます。

新しい曲はあまり聴けていないからついていけなかったらどうしようと少し不安があったものの、いざライブが始まると自分が一番よく聴いていた頃の曲がほとんどで驚いた。(実はソロ名義のシングルは8年ほど出ていないらしく、ぼくが思い入れのある時期が10年ほど前なので当然といえば当然なのだった)

中学生の頃、嘉穂劇場で行われた「座禅エクスタシー」というライブのDVDを買ってもらいずっと観ていたので、自分の中でライブ中の林檎ちゃんといえば情緒不安定そうな危うい雰囲気のイメージが強かった。
よく考えたら座禅エクスタシーは2000年開催、林檎ちゃんのデビューが1998年なのでまだデビューから2年しか経っていなかったらしい。
そりゃ若いし不安定なはずだ。

もちろん最近のライブ映像も観ているし、今の林檎ちゃんはまた全然違う空気であることぐらい知っている。
それでも、どうしても最初に見たものの印象が抜けきらず、ぐずるように声を震わせて歌う姿を思い浮かべていた。

結論から言うと、そんな姿はもうどこにもなかった。
完全に「励ます側」の人として存在している。
そしてぼくは完全に励まされる側の人間として、上演時間のほとんどを泣いて過ごした。

歌に感情移入とか、自分を重ねるという経験をしたことがこれまでなく、正直よくわからなかったのだが、この半年ほどの出来事のせいで何を聞いても沁みてしまって…途中で鼻もかんだしマスクの中がかぴかぴになるぐらい泣いていた。

あと林檎ちゃんがかわいすぎて気が狂うかと思った。
いや、誇張なしに本当に一挙手一投足かわいくて。
客席のオタクも全員IQが3ぐらいになってしまって、MCで一言喋るたびにあちこちから「かわいいー!!」と悲鳴があがるので林檎ちゃんも「なに?なんて言ってるか聞き取れないからあとでハッシュタグつけて投稿してくださる?」と苦笑する始末。
その結果Twitterのトレンドに「椎名林檎かわいい」が入っていたが致し方ない。

行ってよかった。
誘ってくれた後輩に心から感謝。

浮かれおじさん


あとは実家から母が遊びに来たので一緒におでかけをした。
天気には恵まれなかったけど、アンティーク着物ショップと水族館に行けたし、母が取ってくれたホテルがとてもよかったので、かなりリフレッシュできた。


最近のぼく
サングラスにハマっています。

好みまるわかり
zoffの度入りめがね+着脱式サングラス

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