【楽器製作】OMタイプギターの製作⓪(きっかけと情報収集)
娘が中学の授業でギターを習うって言うので、一本ギターを貸し出したんです。すると余程楽しかったのかそこからのめり込んで練習をつづけ、あっという間に弾き語り出来る様になっちゃった。
ただし娘は高校受験前だったことから、流石に時期が悪い。一旦ギターを置いて勉強に集中しようと親子で話し合ってたときの事です。
「じゃ、受かったら進学祝いにギター作って!」
こんなこと言ってくるとは嬉しいじゃないですか。分かった、おとん作ったる。
「どんなのがええ?テレキャスかストラトか?」
「え、パパのあのアコギみたいのがええねん」
「あれ弾きやすいしめちゃ綺麗な音するし」
「弾き語りなんやからエレキ要らん」
「白いギターな!」
コレですか…エラい事になっちゃった。
こんなの求められてもどうすりゃいいねん。
そもそもぼく、アコギの作り方を知りません。youtubeを眺めても工程が多岐に渡るので情報量多すぎ、エレキ作るのとは訳が違う。まずは参考図書を探すところから始めなきゃ。
だけどアコギ作りを解説してる図書って本当に無いんですね。やっと見つけた一冊がこれ。
現在日本で出版してるギター製作の本はこれしかない様です。ただコレ、クラシックギターの製作解説書なんですよね。読むと製作工程は理解出来ましたが、トーレスを始めとする名工のギターの再現を目指したかなりの木工スキルと道具を要する内容になってて、ぼくがこの域に到達するには何年も掛かりそう。
諦めて洋書に視野を拡げます。すると流石はDIYの国、沢山の図書が見つかります。その中でぼくが選んだのがこの本。
楽器製作ビギナーでもどうにかなる様、多数のジグを用いて確実に形作る方法が記載されています。これならぼくでも何とかなりそうです。OM型とD型の図面がPDFでDL出来るので、欲しかった図面もこれでGETです。
あと、どうしても紹介したい図書がこちら。
この本こそ赤貧DIYerにとっての光明、製作費用を驚く程抑える事が出来る魔法の書なんです。
先の2冊においてはギター用木材や工具類は全て専門店での購入が前提として記述されています。だけど楽器用木材や工具の値段を調べると分かりますが、一式揃えたら真っ当なモデル買える程の額になっちゃうんです。こんな額の嫁さんへの稟議申請、絶対通りません。
ところがこの図書、ギターの製作手順だけでなく
製材の方法
ジグの製作方法
工具の製作方法
が事細かく記述されているんです。つまり、
ス○ーマックやア○モクに頼らない
low cost buildが叶っちゃう!コレならおとんの小遣いでも作れそうです。木材は材木屋さんから購入したものを自分で製材し、ジグや工具は全て自作で作ればいい。
なんて事は無い、いつものスタイル貫けばどうにかなりそうですね。赤貧DIYerならではの楽しみ方を貫いてみましょう!
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