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【楽器製作】OMタイプギターの製作 ⑩(トップ板へのロゼッタ埋め込み)

バックの次はトップの準備、まずはサウンドホール周りを仕上げ、その後にブレーシングを施して行く流れになります。

この頃サウンドホール周りのデザインに迷ってたんですが、遊びに行ったサウンドメッセで素敵なギターに一目惚れ。

このサウンドホール周り素敵でしょ!?
コレだ!と早速パクりインスパイアしてみる事にします。ロゼッタ作りの過程は次の記事で詳しく書いています。

出来たロゼッタをトップ板へ貼り付ける為、ドレメルを使って深さ1mm弱の凹みを付けます。

ピッタリはまる事を確認したらタイトボンドでまずは接着。

表面を仕上げればこの通り。

でも少し周囲が寂しい気がします。外内周へ木のラインを入れましょう。用意するのはメイプルとウォルナットの薄板。メイプル0.5mmとウォルナット1.5mmを貼り合わせて2mmの板を作成します。勿論これらも端材からの自家製材です。

後はドレメルで2mm幅のスリットをロゼッタの内と外に作り、そこへベンディングアイロンで円にした薄板を差し入れて接着してしまいます。

そして出っ張った分をカンナと紙やすりで平らにすればロゼッタの出来上がり。

仕上がったらサウンドホールを開け、内側の端面を綺麗に仕上げておきます。

いい感じのサウンドホールが出来ました。全て端材、コレで材料費タダなんだから端材は捨てれませんね。

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