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ネットショップ作成ツール比較BASE vs STORES vs EC-CUBE

2021年において、ホームページを作成したならネット上で自分の商品やサービスを売ってみたいと思うこともあると思います。

またコロナ禍ということもあり、ネット上で商品を買うという動きはますます多くなっています。

ただし、ゼロから自分独自のECサイト構築しようと思えば数十万から数百万円の費用が必要となり現実的ではありません。

このページでは、それほど費用を掛けなくても自分独自のネットショップを持つ方法として、ネットショップ制作ツールを比較検討しています。

国内で代表的な「BASE」「STORES」「EC-CUBE」を紹介させて頂きます。


ネットショップ作成ツール比較表2020年版

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※決済手数料は実際に商品が売れたときに商品価格の割合で発生する手数料になります。


手軽で始めやすいECサイト「BASE」

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テントのかわいいロゴで有名な「BASE」は初期費用や月額費用が無料のネットショップ作成ツールです。

初期費用を全くかけずにネット上に自分のお店を出すことが出来るので、個人でネットショップを開設する場合には、手軽で始めやすいサービスとなっています。

コストがかからないにも関わらず、機能面についても申し分が無いほど使いやすくなっていて無料でこれだけ機能が充実したショップサイトサービスは BASEの他にはありません。

機能面の特徴としていろいろな決済手段がすぐに使えるというのがありますが、ネットショップを運営する皆さんにとっては大きなメリットではないでしょうか。

ほかのサービスに比べて決済サービスの追加も簡単に行うことができるので煩わしい手続きを避けたいという方にはお勧めです。

ネットショップのデザインに関しては無料のテンプレートが用意させていてどれもシンプルでかわいいデザインになっています。

BASEでは自由に自分でカスタマイズをしてデザインを変えられるというわけではありませんが、有料のテンプレートを使うなどすればより見栄えのする自分だけのショップをつくることが出来ると思います。

また、BASEでは最近はやりのサブスクリプションサービスを使用することもできます。

サブスクリプションとは定額料金を支払うことで、一定期間のサービスが受けられることを保証するサービスのことです。

例えばBASEのサブスクリプションサービスでは毎月決まった金額を支払うと野菜やお肉などの食材が定期的に届くので注文する手間を省くことができます。

サイトの運営者にとってはサブスクリプションサービスを使うと在庫管理を簡単にするだけでなくリピーターのお客様を獲得することもできるというメリットがあります。


最短2分でショップが作れる「 STORES.jp(ストアーズドットジェイピー) 」

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STORES.jp(ストアーズドットジェイピー) 」はインスタグラムやフェイスブックと同じような感覚で専門知識がなくても簡単にはじめられるネットショップサービスです。

ストアーズにはフリープラン0円とスタンダードプラン1980円/月がありますが、初めてネットショップを運営するという方や、利益が本当に出るかどうかわからなくて不安という方にはフリープランがおすすめです。

フリープランでは独自ドメインが使用できなかったり手数料が少し高くなってしまったりとデメリットもありますが、ショップを運営していく中で使う機能やデザインのテンプレートなどが充実していて、使いやすくて自分好みのかわいいデザインにすることも可能です。

最初はリスクの少ないフリープランにしておいて、売り上げが上がってきたらより手数料の少ないスタンダードプランに切り替えるというやり方が賢いかもしれません。

また、ストアーズではBASEと同様にサブスクリプションで定期販売、定期購入が可能です。

無料で始めることができるので一度試してみてはいかがでしょうか。


無料で本格的なECサイトが作れる「 EC-CUBE 」

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EC-CUBE 」はネットショップをオープンするのに役立つ無料でインストールできるサービスです。

EC-CUBEをインストールして利用するのは無料ですが、それにはサーバ―を借りてドメインを取得する必要があるので完全に無料でネットショップを開設できるわけではありません。

それでも月々のサーバー代と年に1000円程度のドメイン代等の出費でデザインに関して知識があれば、本格的な自分だけのサイトをつくれるのでそれほどコストは高くはないでしょう。

EC-CUBE がほかのサービスに無い強みは自由にカスタマイズが出来るということです。

専門知識がなくてもプラグインというカスタマイズが簡単に行える機能があるので自分のイメージに近いものが作れるのではないかと思います。

HTMLやPHPなどの専門的な知識をお持ちの方であればよりカスタマイズができるようになるので初心者の方だけでなくネットの知識がある方にもおすすめです。

BASEやSTORES.jpよりももっと自分でカスタマイズして自分だけのネットショップをオープンしたいというかたには EC-CUBE がおすすめです。

また EC-CUBE には「ec-cube.co」というクラウド版でのサービスもあります。

ec-cube.coでは EC-CUBE でのネックなサーバーの準備を自分で行う必要がありません。

初心者の方がつまづきやすかったサーバー設定・インストールをEC-CUBEがおこなってくれるだけでなく、メンテナンスやセキュリティの保守まで自動でやってくれるので、その時間をブランディングなどに費やすことができます。

ec-cube.coでは現在月額 7,800~37,800円 の料金がかかってきますが、最初の設定に時間をかけたくないという方やネット初心者のかたにとっては便利なサービスです。


まとめ

ここまで紹介させて頂いたBASE、STORES、EC-CUBE3社の比較表を改めて掲載致します。

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無料の状態でも独自ドメインが設定できるBASEに優位性があると言えます。

決済手数料はやや高めですが、あくまで売れた後に発生する料金ですので、売れるまで費用がかからないのはとてもメリットがあります。

なぜなら、ネット上で商品を売るのは簡単なことではありません。

本格的に費用を掛けて制作するのは、売れるという手応えをつかんでからでも遅くはないです。

まずは、無料で始められるサービスを使い実際に売ってみるということが大事だと思います。


そして、EC-CUBEは他2社とは少し羽色が違います。

EC-CUBEは無料でダウンロード出来るECサイト構築CMS(用意されているプログラム)なので、ダウンロードしてセットアップする必要がありますので、プログラマーではない方にはほぼ扱うことは出来ません。

クラウドサービスも用意されていていますが、割高にはなると思いますので、EC-CUBEは本格的にやっていく場合の選択肢になります。

BASEやSTORESで始めてみて、「うちはこういう所はこうしたい」など、カスタマイズが必要と感じたときに始めてEC-CUBEを検討するという流れにすればリスクは少ないです。


上記のようなツールを使えばご自身でもネットショップの構築は可能ですが、専門用語なども多く、時間もない場合で業者に相談されたい場合は、ネットショップ制作、開業サポートを手掛けるレンタルホームページまでご相談下さい!



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