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【女拳主義F-IST】レビュー|音ゲーチックなサクッと遊べるHなゲーム

※成人向け作品の紹介となります。noteの仕様で年齢確認をされているかとは思いますが、18歳未満の方は閲覧しないようお願いいたします。

本作はSteamで販売されている成人指定のゲームである。

……「なぜHなゲームを紹介するんだ?」と引かないで欲しい。自分も正直Hなゲームの紹介をして良いか悩んだ。しかし、たまたま絵柄に惹かれて買った本作はHなだけでなく、ゲーム性も面白かった。その面白さを皆さんに教えたい……!そう思って今回筆を執った次第である。そう頻繁にHなゲームの記事は書かないと思うので苦手な方は見なかったことにしてもらえると……非常に助かります。ハイ……。

女性が強くなった世界で拳法を使って戦え!

ある日突然、女性の力が強くなり世界中の女性たちの不満が爆発。男性側が力によって圧倒的な弱者として虐げられる世の中になってしまった。

男斗性拳(おすとせいけん)?ふむ…どこかで聞いたような…?

そんな中、女性の支配から解放されるべく「雄斗の拳(おすとのけん)」と呼ばれる特殊な流派が生まれた。しかし、いくら対女性用の武術といえど、圧倒的な女性の力の前では無力なのか、「地上最強格闘大会」と呼ばれる武術大会の予選すら勝ち上がれないありさまだった。

流派結成から長い月日が経ち、ようやく「雄斗の拳」を極めし者が出てきた。その名は「セイシロウ」。雄斗の拳の宗主に拾われ幼いころから修行に明け暮れていた身だという。虐げられてきた男達の期待を背負い、「地上最強格闘大会」の予選を見事突破!セイシロウの戦いが今始まるのだった……!

う~~~ん。本作の世界観とあらすじをざっと纏めてみたが、実に某世紀末漫画がチラついて笑いが堪えきれない。特に流派の名前や主人公の生い立ちとか……。申し訳ない。この世界の男性陣は過酷な目に合っているのに……!(ガハハ)

本作は中国語のフルボイスに対応していることから、おそらく中国の方が作ったゲームだと思うのだが、全体的にオマージュの仕方が実に上手い。「セイシロウ」という名前は特に。

ともあれ、本作は復讐心に燃える主人公が「地上最強格闘大会」と呼ばれる猛者が集う大会に出場し、強い女性たちをひん剥きHなことをするゲームだ。力の強い女性といっても筋骨隆々ではなく、華奢な美女ばかりなので安心してほしい。逆にそういうタイプが好きな方は申し訳ないが……。

タイミングよくボタンを押す!適度な難易度もあり、プレイしやすいゲームシステム

本作の基本的なゲームシステムはいたって簡単。画面に表示される矢印に対応したボタン(WASD)をタイミングよく押すだけだ。アクション要素のあるPCゲームをプレイしたことがある方なら直感的にわかるかもしれないが、Wが上、Aが左、Sが下、Dが右といった感じだ。

入力が成功すると女性のスタミナゲージ(黄色いバー)が削れ、0になると彼女たちがバテる。そうしたらすかさずAとDキーを交互に連打して体力ゲージ(赤色のバー)を削る!スタミナ削りと体力削りを交互に行い体力を0にしたら勝利!念願のムフフなシーンが見れるようになっている。

入力タイミングが遅れたり、押すボタンを間違えるとこちらがダメージを受けてしまう。簡単にいうとリズムゲームのようなゲームシステムだ。

本作には攻略対象の女性が5人おり、1人攻略する毎に新たな女性が1人アンロックされる。さらにアンロックされた女性との試合では、"ボタン入力禁止"、"反対のボタンを入力"といった新たなアクションが追加されていく。

これは"ボタン入力禁止"のアイコン。この場合はSキーを押したらダメージが入る。

つまり、後に解放される女性ほどルールが複雑になり、難易度も上がる。といった形でゲームバランスを整えているのだ。

最終的に4つのルールが加わるのだが、ボタン入力に関するルールは全て色で分けられている上、マークも一目見て理解できるよう工夫が凝らされている。ルールが覚えられなくて詰む……。ということはないだろう。覚えやすいゲームシステムと相まって、丁度よい難易度となっている。

こちらは"反対のボタンを入力する"アイコン。この場合に押すのはDキーだ。

凝ったイラストに惑わされるな!

さんざん本作のゲームシステムを"理解しやすい"、"適度な難易度"と褒めてきたが、その評価は"どれだけゲームに集中できるか"でガラッと変わる。

というのも、本作は力の入ったイラストのせいでおかげで集中力が削がれやすい。ついついイラストに目を奪われていたら体力が半分になっていた……。なんてことはままある事だ。

本作のイラスト差分の凝りようは筋金入りだ。各攻撃モーションが上下左右で全部違い(左右も反転じゃない!)。ダメージ量によって服が破けるなどの差分にも、それぞれ別の攻撃モーションが用意されている。

キャラクター毎に約3段階くらい差分があるので、単純計算で1キャラクター12枚の攻撃モーションだ。それを5人分!

自分が初めてこれに気付いたときは"凄い熱意だ!"と感動し、同時にゲームオーバー画面も初めて見ることになった。"下攻撃ではどんなイラストが出るんだろう……。"なんて思っていたらすぐにこちらの体力が削れてしまうので、勝ちに行く際はアイコンにだけ集中することをオススメしたい。

あれ?画面見てたら終わったんですが?

オススメの金策手段などをちょっと紹介……

本作は対戦を行うとお金が貰え、主人公のカスタマイズ要素とイベントのアンロックに使うことができる。主人公のカスタマイズはゲームを攻略する上では重要なのだが一旦置いて、先に"イベント"に関して紹介しよう。

このイベントは……所謂Hなイベントシーンだ。本作には1キャラクターにつき3つイベントが存在する。1つ目はゲームシステム紹介の時に言ったクリア時に解放されるHイベント。残り2つがお金でアンロックするものとなっている。導入イベント(Hではない)とメインイベント(Hなやつ)が存在する。

ちなみにこれは導入イベント。

このお金が必要なイベントは導入イベントを買わないとメインイベントを買えず、全キャラクターのイベントを買おうとするとかなりの金額が必要になる。(大体180,000$くらい?)

そこで重要となってくるのが、主人公のカスタマイズ要素と金策手段なのだ。おそらく本作をプレイしようと考えてくれた方は金策面で悩むことになると思うので、軽く記載させていただきたい。

まず初めのオススメ金策相手は「MK娘 ケイト」ゲーム開始後最初に戦う相手だ。彼女は面倒な追加ルールもないので、初めに彼女を「FIGHT Only」で倒し続けてお金を稼ごう。

貯めたお金は主人公のカスタマイズ要素の「攻撃力」と「動体視力」に順次投入しよう。素早いアイコンに目が追いつくという人は無理に動体視力に振る必要はない。攻撃力重視!

攻撃力が上がると「MK娘 ケイト」の周回速度だけでなく、他のキャラクターも攻略しやすくなる。攻撃力が上がってきたらアンロックされたキャラクターを倒してキャラ開放も行っておこう。

攻撃力が7くらいに上がったら、4人目の攻略キャラ「ヴァンパイア女王 ダニャル」を「FIGHT Only」で倒し続けよう。

彼女を選ぶ理由は2つある。まず、彼女の追加ルールである体力回復攻撃は攻撃を全ガードすれば問題ない。そして「FIGHT Only」では差分が2パターンしかないので、差分切り替えで時間を取られたりダメージが入れられなくなることも少ない。つまり試合時間が短くなりやすく、最もコスパがいい対戦相手なのだ。

1試合あたり大体10,000$くらい手に入るぞ!

攻撃力をMAXまで上げつつ彼女を倒して、どんどんお金を稼ごう!

現在(2023年7月)Steamでセール中!

イラストだけでなくゲーム性にも力の入っている「女拳主義F-IST」を紹介させていただいたが、いかがだっただろうか。

本作は現在Steamで開催しているサマーセールの対象商品となっており、通常より15%安く購入できるので、興味のある方はぜひ買っていただきたい。(年齢制限のあるゲームのせいか直接リンクを貼れなかったので、本タイトルをコピペして検索し購入していただければ幸いだ。)

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