『究極、生きてる』。

以前に比べると、突然わけもなく不安になったりすることはなくなってきました。

坊さんでも、悩むときは悩むのです、普通に（たいしたことでもないのに　苦笑）。

前は、漠然とした不安だったり、先々のことを思い煩ったりして、あーでもないこーでもない、と気持ちをかき乱されることがよくありました。

今はお陰様で、そんなに思い悩むようなことはなくなってきましたが、

それでもたまに、以前と同じような状態になると、フラッシュバックというか、「どうしよう・・・。」という思いが頭をもたげてくることがあります。

そんな時は、どうするかというと、まず自分の手や足、鏡があれば、自分の顔を見て、にっこり笑って「大丈夫！」と、言います。

自分の姿を確認することで、「今まで、こうして生きてきたからこそ、今のこの試練（というほどでもなくても）も与えられたのだから、乗り越えられないわけはない！」と思うし、

自分の姿を確認することで、「生きてるからこそ味わえる、喜びや苦しみだ！」と思えば、死んだら味わえないともいえるので、たとえ今苦しくても、このまま苦しみから逃れようと、仮に死を選んだとしても、死んで楽になれるかなんて、だれにもわからないこと。

『生きてるからこそ、味わえる』つまり、

究極、生きてることに価値がある！。

せっかく頂いたいのち、燃やせるだけ燃やして、どこまで燃えるか試してみたいと思います。