【元ピアニストからエンジニアへ】～未経験からの転身 Vol.3～

こんにちは！
株式会社レンサで採用広報を担当しております上岡です。

今回はピアニストからエンジニアへ転身し、現在はスマホアプリエンジニアとして活躍中のH.Iさんにインタビューしました。

「未経験だけどエンジニアとして転職したい」と考えている方、ぜひ最後まで読んでみてください！

ーピアニスト時代はどんなことをしていましたか？ー

音楽大学を卒業し個人事業主としてピアニストをしていました。
仕事は主にインターネットで発信することで得ていまして、年間平均100案件を受注していました。
具体的な仕事内容としては、伴奏音源制作サービス、Youtubeチャンネルの運営、楽曲提供、演奏提供などがあります。特筆する仕事としては、某ゲームのメインテーマを演奏しディスクユニオン新宿にてリリースおよびspotifyやapple musicにて配信されていること、某大手企業ウェブサイトの「お鏡もちの切り方/飾り方ムービー」のBGMを制作したこと、著書『縄文へ還ろう』第二章を編纂し出版したこと等です。

ーエンジニアを目指したきっかけは？ー

私がエンジニアになろうと思った理由は1つだけで、アプリ開発がしたかったからです。
友人から携帯販売の仕事を紹介してもらい、そこで最新の機能が搭載されたスマートフォンに触れたことで、IT技術の進歩のめまぐるしさに関心を持ちました。
そこから私もIT技術を身に着け、何かものづくりをしてみたいと思うようになり、独学でプログラミングの学習をはじめました。Progateやudemy、ドットインストールなどを活用しながら、ウェブサイトを作成しXSERVERにてリリースしてみたり、プログラミングスクールにも通うようになりました。
当時は「エンジニアになろう」とまでは思っておらず、ただ純粋に、「ものづくりが好き」「プログラムを考えるのが面白い」と思っていました。
その思いを形にしたくてアプリケーションを作り続け、面接で伝え続けていたらエンジニアになっていました。

ーレンサに入ってよかったことー

レンサ社内にはすごく良い雰囲気があるなと思っています。その理由は、エンジニアの皆さんが、純粋にプログラミングが好き、ものづくりが好きだと思っているところにあると感じます。
入社前からよく求人広告や記事を読んでいましたが、一貫して「ものづくりを通じて社会に貢献する」という内容のものが多く、面接の際も「ものづくりがしたくて始めた会社で」というお話を伺いました。
入社してからもその印象は変わらず、先輩エンジニアさんの、プロダクトと真剣に向き合う姿をずっと見ながら働いています。
それだけでなく、新入社員であっても、１つのプロダクトを開発からリリースまで一人称で完遂するというのも大きな特徴だと思います。未経験であっても、入社して半年もするとアプリ開発におけるプロセスを網羅できます。これはレンサじゃなかったら出来なかった経験なのではないかと思っています。

ー今はどんなことをやっていますか？ー

Androidアプリ開発をしています。開発というと”ソースコードを書く”シーンが思い浮かびますが、実際にはそれだけでなく、アプリが正常に作動するかの試験もあります。私が今まさにやっていることは、過去リリースしたアプリのアップデートの試験なのですが、新規アプリ開発だけをしていては分からなかった知見が得られています。例えば、ユーザーのアプリ操作の仕方には何通りもあること、それに伴うエラーも多種多様にあること。API通信時に起こりうるエラーや、アップデートを繰り返すことで発生する予期せぬバグなどです。
また、API通信時に起こりうるエラーを予想できず、サーバ側の不具合によってUI画面を一つ表示できなくなることがありました。サーバが落ちてもアプリとして機能し続けるよう実装しなければならないということを思い知りましたし、今やっている試験で得られる知見もしっかり身につけていきたいです。

ーこれからの目標を教えてくださいー

母になってからも仕事と私生活を両立させることです。
出産や子育てを現実的に考える様になってから、子どものために用意したい環境や、親族のことなど、私生活で考えておくべきことが増えました。
そんな中、エンジニアはスキルを磨き続ける必要がある職業だと思うので、こうした私生活とエンジニアという仕事を両立できるのか不安がありましたが、レンサには家庭を持ちながら活躍されるエンジニアの方々がたくさんいらっしゃいます。
そんな皆さんからアドバイスをいただいたり、時には社長直々にご助言をいただいたりして、来たる子育てに向けてエンジニアとしてのスキルアップに専念しています。

ー未経験からエンジニアを目指している人に向けて一言ー

これは私からの一意見だと思って欲しいのですが、
「エンジニアになって就職するぞ」とかを考えず、純粋にプログラミングが好きか、プログラムを作っていて楽しいか、ということに焦点を当ててほしいです。
理由は、未経験からエンジニアに成り立ての頃は、挫折を感じることが何度もあるからです。
私もまだまだ高い山を登っている感覚があり、心が折れそうなことが何度もあります。でもそんな時、ソースコードを見直したり、公式ドキュメントを読んだりして整理していくと、「やっぱりプログラミングが面白い」「仕組みや設計を考えるのは楽しい」と思えるのです。
なので、”なぜエンジニアをやるのか”という軸を見出して、楽しく学び、生き生きと活躍されるエンジニアさんになって欲しいと思います。

いかがでしたでしょうか？
弊社では最近、女性エンジニアも増えてきております。女性のキャリアチェンジやエンジニアとしての働き方の参考になりましたら幸いです。
H.Iさん、ありがとうございました！

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