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仲介手数料を値切る客は迷惑?値引き交渉の裏ワザも紹介!

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こんにちは、リノビズムです。

新生活をスタートするにあたり、「仲介手数料を値切る客」は、不動産屋さんから迷惑がられたり、マナー違反に当たったりするのかを知りたい方も多いのではないでしょうか?

そこで、このコラムでは、不動産業界の視点で「仲介手数料を値切る客」について解説していきます。

  • 仲介手数料を値切る客は、不動産屋さんから嫌われるかを知りたい方。

  • 仲介手数料を値切る客は、マナー違反かを知りたい方。

  • 仲介手数料を悪く思われないように値引き交渉したい方。

などなど、上記に当てはまる方は、ぜひこのコラムをお役立てください。

それでは、早速ご説明していきます。


仲介手数料の定義とは?

はじめに、仲介手数料の定義を簡単にご説明します。

結論から述べると、仲介手数料とは、貸主(かしぬし)と借主(かりぬし)を仲介することで得られる報酬のことです。

宅地建物取引業法(以下、宅建業法)第46条に規定されています。

(報酬)
第四十六条 
1.宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによる。
2.宅地建物取引業者は、前項の額をこえて報酬を受けてはならない。

宅地建物取引業法

続いて、賃貸の仲介手数料におけるルールを箇条書きでご説明します。

仲介手数料のルールとは?

  1. 報酬の上限額は「賃料1ヶ月+消費税」。
    *上限額は、貸主と借主の合計金額。

  2. 居住用物件の場合、原則は一方に「賃料0.5ヶ月+消費税」。
    *承諾があれば、一方に「賃料1ヶ月+消費税」まで請求可能。

  3. 「賃料1ヶ月+消費税」を超える仲介手数料の請求は違法。

このように、仲介手数料に上限額はありますが、下限額は規定されていません。

そのため、宅建業法的には、仲介手数料を値切り交渉することは可能です。

では、不動産業界の実務の観点でも「仲介手数料を値切る客」は、迷惑やマナー違反に当たらないのでしょうか?

仲介手数料を値切る客は迷惑か?

結論から言うと、「仲介手数料を値切る客」が迷惑かどうかは、ケースバイケースです。

例えば、"内見前""問い合わせ時"など、不動産屋さんの負担がまだ軽いタイミングで仲介手数料の交渉可否を相談した場合は、迷惑になる可能性は低いです。

一方で、"内見後""入居申込後"だったり、"オーナー審査通過後"だったりに仲介手数料を値引き交渉することは、不動産屋さんに迷惑がられてしまう可能性が高いです。

では、「仲介手数料を値切る客」は、なぜ不動産屋さんから迷惑がられてしまうのでしょうか?

仲介手数料を値切る客が迷惑な理由とは?

5つの主な理由を以下にご説明します。

  1. 売上が減ってしまうから。
    仲介の不動産屋さんにとって、仲介手数料は、原則として唯一の報酬です。
    仲介手数料を値引くことは、店舗の売上や営業マンの歩合の減少につながります。そのため、不動産屋さんからは、嫌がられたり、迷惑がられたりしてしまう恐れがあります。

  2. 上席に確認が必要だから。
    大手の会社など、仲介手数料の値引きは、営業マンの一存で決められない場合もあります。
    上席への説明や確認が必要のため、迷惑がられてしまう可能性があります。

  3. 労力に見合わないから。
    物件紹介や内見対応、契約書類の準備や管理会社との連絡など、1つの物件を仲介する際に、不動産屋さんは多くの時間を費やしています。
    そうした労力に見合わないため、仲介手数料を値引く客は迷惑がられてしまう場合があります。

  4. 態度が横柄だから。
    宅建業法を根拠に、仲介手数料は0.55ヶ月分しか払わない、という方も中にはいらっしゃるようです。
    仲介手数料の値下げを前提とした交渉や横柄な態度は、不動産屋さんの心証を悪くしてしまいます。
    結果として、仲介を断られてしまうケースもあるようです。

  5. トラブルのリスクがあるから。
    仲介手数料を値下げ交渉する方の中には、鍵交換費や家賃保証委託料など、物件管理に必須な費用まで値切る方もいらっしゃるようです。
    入居後のトラブル予防のため、過剰な交渉をする方は、仲介を断られてしまうことがあるようです。

以上、「仲介手数料を値切る客」が迷惑な理由を5つご説明しました。

仲介手数料を迷惑がられずに値切る方法とは?

ここからは、なるべく迷惑をかけずに仲介手数料を値切る方法をご紹介します。

大前提として、"内見前""問い合わせ時"など、不動産屋さんの負担がまだ軽いタイミングで仲介手数料の交渉可否を確認することが大切です。

その上で、仲介手数料をできるだけ迷惑がられずに値切る5つの方法を以下にご紹介します。

  1. 横柄な態度をとらない。
    1つ目は、不動産屋さんの心証を悪くするような横柄な態度はとらずに交渉する方法です。
    謙虚な姿勢でのぞむことで、交渉の成功確率も高くなるかもしれません。

  2. オプションサービスに申し込む。
    2つ目は、オプションサービスに申し込む変わりに、仲介手数料の値引きをお願いする方法です。
    オプションサービスとは、浄水器やウォーターサーバーなど、不動産屋さんがオススメする商品のことです。

  3. 口コミや宣伝に協力する。
    3つ目は、口コミやSNSの投稿など、宣伝に協力する方法です。
    アンケート記入やLINE登録など、不動産屋さんからお願いされた場合は、協力的な姿勢でのぞむと良いかもしれません。

  4. 知り合いを紹介する。
    4つ目は、友人や知人を紹介するなど、不動産屋さんの集客に協力する方法です。
    新規成約につながる可能性があるため、不動産屋さんにとってもメリットがあります。
    紹介キャンペーンなどがあるかも確認すると良いかと思います。

  5. 貸主物件に決める。
    5つ目は、仲介の不動産屋さんが、オーナーになっている物件に決める方法です。
    「仲介会社=貸主」の物件は、そもそも仲介手数料がかかりません。
    物件探しの際は、取引態様が貸主になっているかを確認すると良いかと思います。

以上、仲介手数料をなるべく迷惑をかけずに値切る方法を5つご紹介しました。

では、仲介手数料とはどの程度まで値切り交渉できるのでしょうか?

仲介手数料はいくら値切れる?

結論から述べると、値切り交渉の幅は、物件の条件や仲介会社の方針などによっても異なります。

値下げはできない会社もあれば、家賃10%分などであれば、応じてくださる会社もあるかもしれません。

大切なことは、"根拠""理由"を明確にして、"内見前""問い合わせ時"など、なるべく迷惑にならないタイミングで仲介手数料の値下げを率直にお願いすることです。

過剰な交渉は、仲介を断られるリスクが高まりますので注意が必要です。

次のコラムでは、相見積もりの方法を解説しています。
根拠を示す方法として、もしよければご活用ください。

仲介手数料を値切らずに安くする裏技とは?

ここからは「値下げ交渉は気が引ける」という方に向けて、仲介手数料を値切らずに安くする裏ワザをご紹介します。

結論から述べると、ご紹介するやり方は以下のサービスを活用する方法です。

  1. 最大0円
    対応エリア :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
    サービス概要:仲介手数料を"無料"or"3.3万円"にできます。

  2. ゼロ賃貸
    対応エリア :大阪府
    サービス概要:仲介手数料を"無料"にできます。(極一部例外あり)

  3. ベストバランス
    対応エリア :福岡県
    サービス概要:仲介手数料を"無料"にできます。(一部例外あり)

これらのサービスは、はじめから仲介手数料の"最大無料"をうたっています。
そのため、仲介手数料を交渉する必要がありません。

時間や労力を無駄にしたり、不動産屋さんから迷惑がられたりしたくない方は、上記のサービスを活用してみてはいかがでしょうか?

このコラムで、新生活へ向けた不安が少しでも解消されましたら幸いです。

以下のコラムでは、ご入居者様の目線で「仲介手数料を値切る客」について解説しています。
もしよければ、こちらの記事もお役立てください。

最後までコラムをご覧いただきまして、ありがとうございました。

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