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無垢フローリング 無塗装は・・・正直微妙?汚れても良いのであれば是非

さて、本日は無垢フローリングの塗装について詳しく解説します。

無垢フローリングには多くの塗装仕上げがあります。以下が代表的なものです。

■ウレタン仕上げ
■オイル仕上げ
■オスモ自然塗装仕上げ
■無塗装
 

特にお客様からよく聞かれるのは「無塗装ってどう思いますか?」という質問です。

結論から言うと、無垢フローリングの無塗装はあまりおすすめできません(個人的には好きなんですが…)。

では、なぜ無塗装をおすすめしないのか、理由を解説します。


無塗装のメリット

[box class="yellow_box" title="無塗装のメリット"]

  • 手触り、肌触りが圧倒的に良い

  • 傷や汚れの補修がしやすい [/box]

手触り、肌触りが圧倒的に良い

無塗装の無垢フローリングは非常に柔らかく、優しい質感が特徴です。オイルを塗るとどうしても膜ができ、本来の触り心地が失われてしまいます。浸透系の塗料でも薄い膜ができてしまうので注意が必要です。無塗装のフローリングは、木の自然な質感を楽しめるので、素足で歩くととても気持ちが良いです。

傷や汚れの補修がしやすい

無垢フローリングは傷や汚れができた際に研磨して補修が容易です。無塗装の場合は、さらに簡単に補修ができます。例えば、ジュースやコーヒーをこぼしてシミができても、サンドペーパーで軽く研磨すればきれいになります。さらに、タオルをあててアイロンを使って蒸気で汚れを浮かせる方法もあります。これにより、家庭で簡単にメンテナンスができるのが無塗装の魅力です。


では、なぜ無塗装をおすすめしないのか?

無塗装の無垢フローリングは確かに魅力的ですが、いくつかの理由からおすすめできません。

水染みや汚れから守るため

無塗装の無垢フローリングは水や汚れに弱いです。例えば、子供が水をこぼしたり、ペットが汚したりすると、そのまま放置するとシミになりやすいです。これが原因でカビが生えることもあります。塗装をすることで、水や汚れからフローリングを守ることができます。

木の耐久性を上げるため

無塗装のフローリングは、摩擦や衝撃に弱いです。特にスリッパを履いて歩くと、摩擦で木がささくれ立つことがあります。昔は日本の住宅で無塗装が一般的でしたが、現代では欧米の文化が入り、スリッパや靴下を履くことが増えています。このため、無塗装のフローリングは消耗しやすくなっています。


無垢フローリングの塗装仕上げの種類

無垢フローリングの塗装仕上げにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

■ウレタン仕上げ
ウレタン仕上げは、表面に強い膜を作り、水や汚れからフローリングを守ります。耐久性が高く、日常の掃除も簡単です。ただし、ウレタンの膜が木の自然な質感を少し失わせることがあります。

■オイル仕上げ
オイル仕上げは、木に浸透して保護するタイプの塗装です。木の自然な質感を残しながら、ある程度の保護を提供します。オイル仕上げのフローリングは、定期的なメンテナンスが必要ですが、その分、木の風合いを楽しめます。

■オスモ自然塗装仕上げ
オスモ自然塗装仕上げは、天然の植物オイルやワックスを使用した塗装です。木の呼吸を妨げず、自然な質感を保ちながら保護します。環境に優しく、健康にも配慮した塗装です。

まとめ

無垢フローリングの無塗装には確かに魅力がありますが、水や汚れ、摩擦に弱いというデメリットもあります。無塗装を検討している方は、フローリングの使用環境やメンテナンスの手間をよく考えて決めることが大切です。塗装仕上げを選ぶ場合は、ウレタン仕上げやオイル仕上げなど、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。

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