マンションリノベーションの天敵【壁式構造】!見分け方を解説
こんにちは、学長です。
今回は、リノベーションの大敵である【壁式構造】について解説しました。
多くの方がマンションリノベーションに際して「何でも可能」という誤解を持って不動産を購入されていますが、そうではありませんので注意してください。
では、壁式構造かどうかを見分ける方法について疑問を持たれる方がいるかと思います。今回はその方法をご紹介します。
マンションリノベーションの天敵【壁式構造】!見分け方
マンションリノベーションで注意すべき【壁式構造】の見分け方ですが、確認してほしいのは以下の3点です。
①:壁の厚み
②:図面で柱が無い
③:マンションの階数が5階以内
それでは、具体的に解説していきますね。
■壁の厚みを確認
壁式構造の壁は、通常の壁と比較すると厚くなります。
壁式:150㎜
ラーメン構造:60㎜
マンションによって多少違いはありますが、
『あれ?なんか壁が分厚いな・・・』と感じたら、
壁式マンションの場合が多いです。
また、壁分厚いなと思った時に、壁を叩いてください。
空洞のない、コンクリートが詰まった鈍い音がすれば、
壁式構造確定です。
■柱・梁が無い
次に、柱があるか、無いかを判断するのが良いでしょう。
間取り図面を見ると判断できます。
上記写真のように、間取りの隅を確認するようにしましょう。
そこに大きな柱があると、(黒い■の部分)
ラーメン構造=リフォームのしやすい構造です。
逆に、壁式構造はこのような柱が無い造りになっております。
■マンションの階数が5階以内
最後に階数で判断します。
壁式マンションは基本的に5階までが多いです。
つまり、6階を超える場合、ラーメン構造になる場合が多いです。
以上の3点を確認することが良いでしょう。どれか1つだけで判断するのは避けてください。
これら3つ全てに当てはまることが必須です。多くの不動産会社の担当者は、マンションの構造について詳細まで知っているわけではありません。
そのため、これらの3点を最低限覚えておくことで、騙されるリスクを避けられると思いますので、確認するように心がけましょう。
以上です!
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