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【募集終了】官民連携まちづくり塾-ネオ3セク編/自治の再生編-


◆開催趣旨

全国の100を超える都市・地域でリノベーションまちづくりに取り組んできたリノベリングでは、全国の中でも先進的な公民連携の取り組みを実践している都市をモデルケースに学び、実践に繋げる「官民連携まちづくり塾」を開催します。通算5年目の開催となる今回は大東市と岡崎市を取り上げます。

この2都市で起きていることを紐解いていくと、仕組みとしての公民連携や関係性としての公民連携といった、マクロな視点からミクロな視点まで複合的な要素がうまく絡み合っていることが、エリアに強い影響を与えられた成功要因であることがわかってきました。
本塾では、この2都市における関係性の領域に焦点を当て、大東市では「ネオ3セク編」、岡崎市では「自治の再生編」と題し、事前のワークで都市の基礎情報のインプットを行いつつ、当日のプログラムでは、公民連携事業という大きな動きに関わらず、公民連携のまちづくりの基礎である”まちにダイブする”ことによる関係性のあり方の真髄を現地体感の学びにより紐解き、参加者の各地での戦略的な実践につなげる場とします。

<開催都市ごとの特徴と趣旨>
大東市-ネオ3セク編-
大東市では、公民連携に関する条例を制定し全庁的に民間提案を受け入れる体制を整え、様々な公民連携事業を推進。morinekiプロジェクトや元気でまっせ体操など、市民の生活水準の向上を目指しながらエリア価値向上につながる事業を展開しています。その中心にいる株式会社コーミンは設立当初から、いかに行政が目指す方向性を汲み取りながら経済合理性を兼ね備えた民間事業を構築し、質の高い公的サービスを提供してきているか。いかに運営者として地域に寄り添い、暮らしの価値をつくり続けているか。「ネオ3セク」と呼ばれるコーミンの姿を現地で体感しながら、これからの3セクのあり方を考えていきます。

岡崎市-自治の再生編-
岡崎市では、公共事業のスタートを機に自治会が活性化し、これまでの自治会の閉塞的なイメージを払拭するQURUWA7町・広域連合会が立ち上がり門戸が開かれたプラットフォームを形成し、まちづくりに多様な人を巻き込んでいます。そこで芽生えたアイデアを実践する次世代の会は、持続可能なまちづくりのためのコミュニティビジネスを促進させ、行政はビジネス環境を整備しながらエリアを変化させています。自治の再生がもたらす都市経営への影響とは、そもそも自治とはなんなのか。行政にとっての自治会、自治会にとっての行政の新しい関係性のあり方から紐解いていきます。

<<お申し込みはこちらから>>

◆開催日程

大東市開催:2023年12月2日(土)、3日(日)の2日間
岡崎市開催:2024年2月10(土)、11日(日)の2日間

◆講師紹介(大東市)

塾長:入江 智子 (いりえ ともこ)

株式会社コーミン代表取締役

1976年生まれ。京都工芸繊維大学卒業後、大阪府大東市に入庁。建築技師として、学校や市営住宅などの営繕業務に従事。オガール暖簾分け研修を経て、まちづくり会社に出向、2018年に市職員を退職し現職。「大東ズンチャッチャ夜市」や「地域健康プロフェッショナルスクール」の開催、民間主導の市営住宅の建替えによりエリアの価値を上げる「morinekiプロジェクト」などに取り組む。


◆講師紹介(岡崎市)

塾長:西村 浩(にしむら ひろし)

(株)ワークヴィジョンズ 代表取締役 / オン・ザ・ルーフ(株) 代表取締役 / 呉服元町ストリートマーケット(株) 取締役 / マチノシゴトバCOTOCO215 代表

1967年佐賀市生まれ/東京大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年ワークヴィジョンズ一級建築士事務所(東京都品川区)を設立。土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、建築・リノベーション・土木分野のデザインに加えて、全国各地の都市再生戦略の立案にも取り組む。2014年には佐賀市呉服元町に同社佐賀オフィス兼シェアオフィス「COTOCO215」を構え、2020年にはベーグル専門店「MOMs’ Bagel」の事業主となり、マイクロデベロッパーとしても佐賀のまちづくりにも取り組んでいる。 北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」では、日本建築学会賞(作品)、2009年度グッドデザイン賞・大賞の他、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞等受賞。 近年では、2021年度グッドデザイン賞・金賞(神水公衆浴場)を含む、グッドデザイン賞5作品受賞(神水公衆浴場、佐賀市呉服元町ストリートマーケット、鹿児島世界文化遺産オリエンテーションセンター、福島県石川町文教複合施設・モトガッコ、糸魚川市・キターレ)、日本空間デザイン賞2021の最高賞KUKAN OF THE YEAR(神水公衆浴場)、2021年度都市景観大賞特別賞(糸魚川駅北地区)、2021年度土地利用モデル大賞/国土交通大臣賞(佐賀市呉服元町ストリートマーケット)、など、分野を超えて数多くの受賞歴がある。

※その他講師情報は随時更新予定です。

◆開催概要

【受講の流れ・ワーク内容】

・受講申し込み(8月中旬〜9月下旬)
お申し込みはこちらから

・事前のオンラインガイダンス(10/5(木)13:00-15:00を予定)

受講者向けに事前課題や当日のワークの内容などをお伝えするオンラインガイダンスを実施します。

事前課題(9月中旬〜10月下旬)
①課題図書やEラーニングを受講しレポートを作成
②自分のまちの都市経営課題の仮説を立て、それを立証する定量・定性分析の実施

オンライン個別面談(11月上旬)
事前課題の内容に対してブラッシュアップのアドバイスや、どのような目的で公民連携事業を実施していくか(実施しているか)などについてヒアリングするオンライン面談を個別に実施します。

当日のワーク(大東市:12月2,3日/岡崎市:2月10,11日)
現地の行政・民間プレイヤーのトークセッションや視察によるインプット、講師陣からのアドバイスを受けての事前課題の更なるブラッシュアップや公民連携事業で実現したい暮らしのビジョンと解決したい課題を明確にし、自分のまちに戻った時のファーストアクションを考えるアウトプットを行います。
※1日目は10時に開始、2日目は18時に終了予定です。

オンラインフォローアップ(12月中旬〜3月上旬)
まちづくり塾終了後、実際に行ったファーストアクションの結果や改めて見えてきた課題などに対して、オンラインでフォローアップを実施します。

【会場】

大東市開催:morinekiから徒歩5分程度の施設(四条畷駅が最寄り)
岡崎市開催:Camping Office osoto Okazaki

【主催】

主催:株式会社リノベリング
※本事業は国土交通省「官民連携まちなか再生推進事業」における啓発事業支援を受けて実施しています。

◆受講申し込み

【募集定員】

大東市開催:10チーム(40人程度)
岡崎市開催:10チーム(40人程度)
※3,4人程度で1チームをつくりご参加ください。

【対象者】 

・すでに公民連携事業を実施している行政職員
・これから公民連携事業を実施する予定、実施を検討している行政職員
※事前オンラインガイダンス・オンライン面談、当日のワーク全てに参加できる方が対象です。

【申込期限】

1次募集受付締切:2023年9月8日(金)
1次募集合否発表:2023年9月12日頃

2次募集受付締切:2023年9月29日(金) 
2次募集合否発表:2023年10月3日頃
※1次募集の申し込み状況によっては2次募集を実施しない場合があります。あらかじめご了承ください。
※申し込みフォームに記載いただいた情報をもとに主催者側で厳正な審査を行います。受講生の決定は、個別に電子メールにてお知らせいたします。

【受講料】

無料
※現地までの交通費や宿泊費、当日の飲食費、懇親会の参加費等は受講生の負担となります。

【当日の持ち物】

・筆記用具
・ノートPC(最終日にプレゼンをしていただきますのでパワーポイントやキーノートを使用できるPCをご準備ください)

【注意事項】

・受講決定後のキャンセルは、原則できません。
・やむを得ない事情により受講をとりやめる場合は、速やかに主催者までご連絡ください。

【申し込み】

お申し込みはこちらから
※お申し込みはチームの代表者が行ってください。

【問い合わせ】

株式会社リノベリング
mail:info@renovaring.com 
(件名に「官民連携まちづくり塾に関する問い合わせ」とご記入ください)