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あらためて思う。金融教育ではなく「投資教育」を高校生に受け取ってもらいたい
田内学さんの昨日のXポスト。
怒り。
— 田内学/『きみのお金は誰のため』3刷累計5万部 (@mnbtauchi) November 11, 2023
”働けなくなった高齢者が投資をしてお金を増やそうとするのはわかるが、問題を解決するために「投資してもらう側」になるべき若者に、アメリカ株への投資を教えることがいかに馬鹿げているかは明らかだ”
本気で金融教育が大事だと思うならリツイートして欲しいhttps://t.co/h3TPM11pIA
あらためて思ったのは「金融教育」というネーミングへの疑問です。
まだお金をさほど持っていないはずの高校生に、お金の増やし方を必死こいて教えることは無いはず。むしろ有害。僕もそう思います。
しかし、金融教育と聞けば、誰もが条件反射的に「お金」を思い浮かべて当然です。
高校生はさほどお金を持っていない。彼らにはあるのは、時間。たくさんの時間。それをどうつかうのか、時間や熱意を注ぎ込む対象をどう探して、どう見つけるのか。打ち込めるものを見つけるためのヒントを提供する、とか。
それにどこまで本気で取り組めているのか。学校現場のことはわかりませんが、高校生の息子を持つ親として、それが実践できていません。その自覚があります。
彼らが持つ時間という貴重な資本を投じるための「投資教育」。これこそ僕は高校生に受け取ってもらいたい。息子に受け取ってもらいたい。
仮に「投資教育」と銘打ったとしても、お金の奴隷たちが「お金」の話に持ち込もうとするでしょうけれど、金融教育と銘打つよりは、「働く」「人」に関心、注意を向けることができるのではないか、と妄想しています。
田内さんの #きみのお金は誰のため で提示される3つの謎のうちの3つ目。
みんなでお金を貯めても意味がない
「金融教育」というネーミングで、この謎の意味を高校生に受け取ってもらえる力は果たしてあるでしょうか。
贈与は受け取ってもらってナンボなのですから。
金融教育ではなく「投資教育」と呼ぶべき。
田内さんのポストからあらためてそう考えました。
以前につくった記事です。よかったら覗いてみてください。
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