愛だろ_アイ

『N高投資部』で高校生に伝えて貰えたら嬉しいこと

まずは、こちらのノート。

こちらのノートでこのチャレンジの存在を知りました。

ステンゲルさんも失敗を恐れる病が企業を弱くすると言ってましたが、個人的にも日本のノーリスク信奉者が日本企業の停滞を招いちゃってるのではないかと思ってる人間なので、こういう教育がどういう成果をもたらすのか注目したいです。

数ある選択肢の中から何を選ぶのか、何を選ばないのか(選択を見送ることも)というのはある意味、リスクテイクだと私は思うので、リスクテイクとは価値創造(に挑戦すること含め)の根幹だと考えています。その意味で、徳力さんのこのご指摘には「その通り!」と感じました。

そして、佐渡島さんのノート。こちらのノートでも『N学園投資部』が紹介されています。

インベスターZは、子どもの時にお金について学ぶ機会がなく、正しいお金の使い方を身に付けないままに社会に出ていく人が多いことに問題意識を感じたことがきっかけで生まれた作品で、投資教育の大切を訴える物語になっている。

作品自体は、ドラマ化もされるなど、人気作品に成長していったが、残念ながら日本の教育は特に変化はしていない。

私自身、株式投資のイメージを何とか変えたい、株式投資とはどういうことなのかを腹の底から納得している人が多数派になるような社会になって欲しい、そう感じています。ですから、この『N高投資部』は一丁目の一番地になり得ると思うのです。高校生というタイミングも良いと思います。会社について学ぶこと、調べることはその先の進路を考えるにも非常に重要な発見につながると考えるからです。

では、私が、個人的に、高校生に伝えられたら、と考えていること。

1.「お金」と「働く」:とにかく両方についてポジティブな捉え方をしてもらいたいですね。

2.「株式」とは。「投資家」とは。:株式には「価値」があるからこそ取引の対象になる。その「価値」はどこからやってくるのか、どうやって生み出されるのか。「価値」がつくりあげられる、認められるにはどれだけの時間が必要か。それに関わる「投資家」とはどんな存在なのか。

3.「市場」とは。:日々取引が可能な「市場」の役割。取引ができるからこそ「価格」が付けられる。市場が健全である、健全に保つことが何故大事なのか。会社の情報開示が何故大事なのか。その正しさを保つ、適正な会計情報が公に提供されることの重要性。

他にも色々思いつきそうですが、投資を通じてお金を儲けること、どうやったら出し抜けるか、とか、そういうことよりも、会社とは何か。会社が生み出す価値が社会にどんなインパクトをもたらすのか。そういうことを高校生に伝えてもらいたいなあ、と私は思います。

佐渡島さんの言われる

物語で描いた未来予想を現実に変える活動であり、物語に責任を持つ行為

私も「株式投資のイメージを何とか変えたい、株式投資とはどういうことなのかを腹の底から納得している人が多数派になるような社会になって欲しい」と考えているなら、少しだけでも行動できるようになりたい、そんなことも感じました。


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