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「長期投資」の”長期”って? という問いの根っこにあるもの

株式投資、投資信託を活用して時間をかけて資産形成を目指す。
僕自身、その実践者の一人です。

同じような方法で資産形成をこれから目指す人たち、目指し始めた人たちを対象にしたイベント(セミナーや勉強会)に出ると、よく出くわす問い。

それが

「長期投資」の”長期”ってどのくらいですか?
何年くらいですか?

というものです。

この問いについて tsumiki証券 さんのブログに記事がありました。

もう一つ、「株式への投資には期限を設けてはいけない理由」があります。

投資信託のモヤモヤ…① 「長期ってどれくらい?」

株式への投資には期限を設けてはいけない 

サラッとバッサリ書かれていますね。でも、僕も似た、非常に近い感覚です。

「”長期”って何年ですか?」という問いに出くわす度に思ってきました。

そんなもん、人それぞれ。自分で決めなはれ、って。

「”長期”って何年ですか?」 という問いの根っこにあるもの

この問いの根っこにあるもの。
それは「株式投資なんて さっさとやめて、お金(現金)に戻したい」という意思ではないでしょうか。一定の規模に達したら、極力、できる限り、リスクを抑えた資産に置き換える、という投資家も多いのかもしれません。が、やはり、その場合であっても「株式投資なんてさっさと手を引きたい」。それがホンネではないか、と。現金や債券(不動産?)にしたい、そっちの方が安心してられる、と。

それに加えて、こんな指摘もありますよね。

実際、日本人ってお金が大好きなんですよ。

藤野英人さんが以前から言われています。

だから「(大好きなお金に1日でも早く戻したいので)何年、株式、株式投資のリスクをとっていれば良いの?」という「問い」が生まれる。

この考え方も分かりますが、僕は違う考え方をしています。

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