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日本株式インパクト投資ファンド を月次定点観測する #6 (2024年7月末)

↑の記事で眺めてみた 日本株式インパクト投資ファンド 月次定点観測です。


受益権総口数

2024年7月末で 8.54億口。前月末比 0.06億口増 です。口数が増加しているのでファンドへの資金純流入です。

2023年5月以降 15ヶ月連続の資金純流入です。

投資先・ポートフォリオ

全体感

まずは普通の投資信託でみられるものから。

前月末と比べ投資先数が3増となりました。

上位5業種では不動産業が順位を上げました。

そして、このファンドならでは、の課題領域別の分布です。

前月末と比べると、各領域の投資先数で”次世代まちづくり””ライフライン維持・改善””持続可能エネルギー””中小企業の経営改善””xIT・xAI"が1社ずつ増えています。

上位10社

少しデータを追加してみました。


上位10社でファンドで54.5%と集中度が高くなっています。組入期の列はどの決算期に組入になったか(推定値)です。

日立製作所さんはTOPIXの上位10社に入る大型企業となりますが、それ以外の9社でTOPIXでの順位、最上位は住友林業さんとなっています。

前月末と比較すると上位10社のメンバーが1社入れ替わり、ステラファーマさんが上位10社に。

レポートで詳しく紹介されているのは #農業総合研究所  さんです。

同社は、野菜の主な購入場所であるスーパーマーケットの青果売場に着目し、その売場の一部を「農家の直売所」コーナーとして展開しています。都市部のスーパーマーケットのなかに、地方・郊外からの産直による青果売場を実現できるのは、全国のスーパー マーケットと契約農家とを結ぶ物流と情報のネットワークを全国展開で構築しているからです。同社の農産物流通総額は、2023 年8月期の実績で133.6億円、2024年8月期には155億円への拡大が見込まれています。2024年5月末には2007年の創業 以来の累計流通総額が1,000億円を超えたことを公表しました。

当ファンドでは食糧生産の産業化・信頼性向上を日本の重要な社会課題と捉えています。農業生産者数の課題に対する解決策提 供を通じて、最終的に日本の食糧自給率の向上にも貢献できることを願っています。

最新の決算説明資料からです。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3541/tdnet/2473823/00.pdf

この流通総額がグングンと増加していくか、注目ですね。

パフォーマンス


ローリングリターン 1年

ローリングリターン を1年で。まだまだこれからですね。

定点観測を始める理由

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