solio @solio_jp さんで #コツコツDonate (2021年1月)
昨年11月から #solio さんで #コツコツDonate を始めました。
全12個の社会課題(ジャンル)の中から、あなたが支援したいと思うものに、好きな金額を毎月寄付することができます。
選んだジャンルとその割合が、あなたの「ソーシャル・ポートフォリオ」になります。
僕のソーシャル・ポートフォリオです。
solio の大きな特徴として、寄せられたお金がどのジャンルに向けられたのか、が明瞭に分かることです。これ、すっごく大事なことだと思います。
今、調べたデータでつくってみました。
直近の合計寄附額、トップ5のジャンルは、
子どもの教育、出産・子育て、人権保護、自然・環境保護、障がい・介護支援
となっています。
サイトに表示されている寄附合計額はここまでの累計と考えて良いものだという前提で、約1ヶ月間のフローを見たのが下のグラフです。
合計額で前月比 +8.7% でした。
増加率のトップ3のジャンルは
社会教育推進、出産・子育て支援、動物保護
となっています。
上記の僕の集計では、全12ジャンル、合計寄附額は
943,733円。
もうすぐ100万円ですね!
solio を利用されている方のインタビューが記事になっていますが、非常に興味深いものとなっています。
SNSでは特に様々なNPOが声をあげる時代にもなり、寄付先を選びにくくなったことも要因としてあるのでしょう。
solioはその選ぶ行為を代理として行なっていることやUIも寄付しやすいことから初めての継続寄付先にもなったのだと思います。また、他の方にも聞きましたが「500円から継続寄付ができる」ということもsolioで寄付しやすい、と多数聞きました。
どこに(誰に=どんな人たちに)、を選ぶのが難しい、というのは確かにその通りですね。寄付できるお金は有限ですし、その限られたお金をどう使うか、ということなので、選択肢が多くなると困ってしまうこともあるでしょう。そういう意味で、しっかりと見ている人にその選択を任せる、託すという考え方ですね。
こうしたことを考えていると、solioには投資信託に大変よく似た面があります。
投資信託業界向けの月刊誌「投資信託事情」に毎月寄稿させていただいているのですが、最新号に
「寄付から投資へ」は起こり得る?
と題して、solioのことを紹介しました。
投資信託業界の皆さんの持つ、投資先を選定する考え方、また投資先に関するレポート、情報発信等で、solioとよく似た面が認められるので、コラボが起きたらいいな、という妄想を綴っています。
「貯蓄から投資へ」と長らくスローガンになってきたわけですが、遅々として進捗していません。目線を変えて「寄付から投資へ」ってどうだろうね、ということも妄想してみました。貯蓄って、どうしても「自分のため」というところが強くて、矢印(意識)が外(社会)に向きにくい気がします。寄付も投資も、矢印が外に向けていてこその行動だと僕は思うんですよね。そもそも寄付に向けられているお金が少ないというのはあるのですけど、内に、中に閉じこもろうとしているお金を外に無理やり持ってこさせても仕方ないでしょ、って。
また1ヶ月くらい経ったら、solioさん、「寄付」について記事をつくってみます。
次回もよろしくお願いします。