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米国製造業株式ファンド(愛称:USルネサンス) ーアクティブファンドを眺めてみよう #36


お詫び

定期購読マガジンをご購読の皆さん、メンバーシップのメンバーの皆さん、誠に申し訳ございません。毎月3本、アクティブファンドを眺めてみるはずだったのですが、2023年9月は2本のまま、月を終えてしまいました。

10月は1本多い、4本眺めてみることを目指します。これで何卒ご容赦ください。

にもかかわらず、この記事も仕掛かり段階で公開してしまうこともご容赦ください。

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから

「企業価値を探究しているか?」

そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第36回です。

これまでの眺めてみた軌跡を収載したマガジンは こちら です。

今回眺めてみるのは

米国製造業株式ファンド(愛称:USルネサンス)

です。

6年以上、運用実績が10年超の国際株式型(ウエルスアドバイザーさんの分類)のファンドを月次で定点観測しています。1年、3年、5年、10年のパフォーマンスを基にランクをつけています。

今回眺めてみるファンドは、2012年5月の設定です。したがって、2022年5月から定点観測の対象になりました。2023年8月末(未公開です、こちらの遅れも申し訳ございません)まで観測の対象となったのは16回。その順位の推移がこちらです。

2022年5月末基準、初登場でトップを獲得(こちら)。以降トップを通算5回。一番順位を落としたのが2023年7月末基準の6位と素晴らしい成績を残しています。

交付目論見書

主として米国の製造業に関連した株式を実質的な投資対象とし、中長期的な信託財産の成長を図る ことを目指して積極的な運用を行います。

結構、あっさりとした説明のようにも感じます。「製造業」と銘打っていることもあり投資対象セクターを6つに限定しているのが特徴的です。

https://www.bnymellonam.jp/asset/fund/list/pdf/us_ren_prospectus01.pdf

受益権総口数の推移

受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファンドへの受益者の支持を窺うことができるものと考えています。また、コンスタントに口数が増加しているファンドの方が市況にかかわらず「良い会社に投資できる」可能性が高いものと推測しています(個人の考えです)。

「企業価値を探究している」それがしっかり感じられるファンド、そうしたファンドがしっかりとした受益者の支持を得ていれば、相乗効果があるのではないでしょうか。

設定来の月末時点の数値の推移です。

受益権総口数 推移

2022年7月以降、15ヶ月連続で月間で口数が増加、ファンドへの資金純流入となっています。2023年9月末の受益権総口数は10.8億口です。

ファンドの歴史を振り返ってみると設定直後には50億口を超えたこともありましたが、設定後数ヶ月で減少トレンドが定着、受益権が7億口台まで落ち込む時期もありました。

パフォーマンス ローリングリターンで眺める

ローリングリターン を眺めてみます。

1年

比較対象にはS&P500に連動を目指す こちらのETF を使ってみました。

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