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大人の条件 さまよえるオトナたちへ (著・林伸次さん)

毎日のnote更新を楽しみにしている、林伸次さん。

その林さんの新著を読みました。

大人。もうすぐ48歳!な私は果たして「大人」なんだろか、まだまだ青い?甘い?面も残っているよなあ、ってそんなことを考えさせられました。

第一章 人間関係、コミュニケーションについて

何度も登場するのが「嫉妬」。

こんな問いかけ。

あなたも最近、誰かに「ええ? どうしてあんな奴が?」なんて嫉妬したことありませんか?
(「誰かに嫉妬するのは、自分がうまくいっていない証拠」39頁)

正直に言うと、しょっちゅう嫉妬しているかもしれません。

この問いかけに対する林さんの答え、その通り!って感じました。そんな風に考えられるのが「大人」なんでしょう。こういう気持ちが湧いたら、自分に言い聞かせるようにします。

第二章 仕事と成功について

「そういう俺がやらないで誰がやる」みたいな、「強い思い込み」があるとどうやら勝ち残るようなんです。
(「思い込みの強い人ほど成功する」 70頁)

「成功する秘訣」って、要するに「思い込み」であって、実はそれって他の人から見ると「勘違い」だったりするんです。
(「思い込みの強い人ほど成功する」 72頁)

これ、めっちゃ勇気もらえました。

というのも、私が日々注目して発信している、投資信託。中でもアクティブファンド。このアクティブファンドってメチャクチャ「勘違い」されていると思うんです。筋の通った骨太なアクティブファンドがじわじわと存在感が増えてくれば、世間の株式投資の見方はきっと変わるはず。そんな「思い込み」を抱いています。この「思い込み」を持ち続けて全然いいんだ!って。

その一方で、「誰かの提案をまず素直に受け止める」ことも大切、それが出来て「大人」なのかもしれませんね。「思い込み」を諦めず、でも、素直な、オープンな姿勢。そこなんでしょうね。

第五章 大人になるということ

あなたは若い人を引き上げていますか?
(「おじさんがやるべきこと」204頁)

これ、本当に大事だなあ、と思っています。なかなか出来ていないけど。勤務先ではそんな権限が無いんですけど。であれば、Webの世界で、例えばnoteで「ええやんか!」と感じたクリエイターの人を、もっと見つめたりすること、出来るんじゃない?って思ったりしています。そういう機会を探していきたいなあ。

面白い若い人がおるねん!

それって、そういう人を一杯見つけているって、「大人やなあ」って思えてきます。探そう!


この本で一番、心に突き刺さった箇所

「やっぱり人って人で動くんです。『この人は信頼できる』で動くんです。誰かに『この人は信頼できる』って思われるのってほんと簡単じゃない。・・・
(「営業」って実はすごい仕事 116 頁)

ここでした。

信頼をしっかりと勝ち得るだけの姿勢が「大人の条件」なんだろう、って。

もうすぐ誕生日を迎える自分にとって、良いプレゼントを頂けたような感じです。林さん、ありがとうございました。明日のnoteも楽しみです。





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