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月次レポート研究所が実現したいこと

この記事は「月次レポート研究所のアドベントカレンダー 2023」に寄せたものです。

月次レポート研究所とは


月次レポート研究所は、僕と投資家の吉田喜貴さんで設立したバーチャルな研究所です。設立趣意書です。ご一読くださると嬉しいです。一度覗いてみてください。

月次レポート研究所は、月次レポートの質、量の進歩をひたすら希求しています。

僕自身、業界、つまり月次レポートの作り手側の皆さんが多くお読みになっている雑誌「投資信託事情」に5年以上にわたって寄稿の機会をいただいていました。

何度も情報発信の充実、月次レポートの進歩を訴えてきたつもりです。

しかし、現実は思い描いた姿には程遠い。これが実状です。

2年前、研究所の活動を開始しました。その後、ポッドキャストに挑戦する他試行錯誤を続けています。


今回のアドベントカレンダーもその一つです。

投資信託に求めるものは投資家によって様々です。

基準価額の騰落、その理由さえ分かればそれで充分。大多数の投資家はそうかもしれません

しかし、こんな投資家もいらっしゃるのではないでしょうか。

投資信託を通じて関わっている会社が一体どのように社会に価値を届けているのか、その会社にはどんな人たちがはたらいているのか、

そして、

そもそもその会社が投資先となるに至るまでどのようなプロセスを経たのか、

何が投資判断の決め手だったのか。

僕自身は、投資家として、これらを知りたい、めちゃくちゃ知りたい。

こうした内容をカバーした月次レポートを発信する投資信託が増えて欲しい。

たとえば、こんな月次レポートです。

https://www.kamakuraim.jp/_files/10-362/yuidayori202311.pdf

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202310.pdf

https://www.sparx.co.jp/mutual/gen_202310.pdf

https://www.nvic.co.jp/data/fund/obune_global/id401002_report1_210916.pdf

でも、このレベルに達する月次レポートがなかなか増えません。

何故だろうか、そんな問いを立ててみました。

投信会社にその意思が無いからだろうか。

あるいは、

上記のような基準を満たす月次レポートを求める投資家が僅少だからか。


投資先の会社の価値創造のプロセス、投信会社による投資判断のプロセス。

それらを知りたい。知ったうえで投資判断をしたい。

そんな投資家の仲間が少ないから?

そんな想いを持つ投資家は一体どれだけいるのか。それも分からない。

仮に存在するとしよう。どこにいるのだろうか。それも分からない。

今年、このアドベントカレンダーに挑戦してみました。しかし、どこの誰をお誘いしたら良いのか、ほとんど思い当たりませんでした。

お誘いに応じて下さった皆様には心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!


月次レポート研究所がまず実現したい、いや、実現しなければならないこと。

月次レポートが今、実現しなければならないこと

当研究所の想いを同じくする投資家。そんな投資家がどこにどれだけ存在するのか確かめることです。

投資先の会社の価値創造のプロセス、投信会社による投資判断のプロセス。

それらを知りたい。知ったうえで投資判断をしたい。

こうした考えを抱く投資家さんです。

投資家だけではない! 

投資先の会社の価値創造のプロセス、投信会社による投資判断のプロセス。

それらを伝えたい。よく理解、納得した上で選ばれたい。

こんな投信会社がどこにどれだけ存在するのか確かめることも必要です。

月次レポート研究所のアドベントカレンダー2023の初日、研究所の想いにご賛同してくださる方がどこにどれだけいるのか、調査を始めさせてください。

ごく簡単なアンケートを作成しました。

高い質の月次レポートが増えてほしい、盛り上げたい、そんな想いをお持ちでしたらぜひご協力をお願いします。お名前とお立場のみ、ご回答でもOKです。

月次レポートが良くなってー、という願いを持っている人たちの存在だけも確認させてください。

アンケートに頂戴したメッセージ等はnote等でご紹介させていただく可能性があります。あらかじめご了承ください。

厚かましいのは承知の上でもう一つお願いです。

アドベントカレンダー、ご覧の通り、空いている日がまだたくさんあります。

Xのポストでも構いません。月次レポートの質、量の進歩を願う一言をお寄せくださると、とてもとても嬉しいです。


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