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スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #33(2023年1月末)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観測です。

スパークスさんのnoteの記事です、って書こうとしたら・・・

スパークスさんのnoteの更新、2月はゼロだった

1月31日に更新されたこの記事以来、更新が途絶えています。2月は更新ゼロ。

お帰りをお待ちしています。

スパークス・ジャパン・オープン (愛称:キョウソウの架け橋)

2023年1月末基準の月次レポートでは、投資先の「日清食品ホールディングス」さんが詳しく説明されています。

IRのサイトを見ると、興味深い資料がありました。

https://www.nissin.com/jp/ir/library/event/pdf/20220328.pdf

エーザイ社柳CFO考案モデルを使用 と表明されています。

ファンドの月次レポートにある

ESG活動と企業価 値の相関性分析で、「社会課題貢献型の食品数」や「水使用量」などの項目と株価評価との相関性を具体的な数字として計測してい ます。例えば「社会課題貢献型の食品数1%の増加はその年のPBRを1%上昇させる」、「水使用量を1%削減すると10年後のPBRが 1.8%上昇する」、というような分析結果です。分析対象となる項目数は実に270にも及んでおり、単体項目の分析に加えて、複数項 目の関係性についても分析が進められています。

これらの分析の一部は試行錯誤の段階であることから、社内では開示することに対して慎重な意見もあったそうですが、外部のフィード バックを受けることでPDCAサイクルを回すことを重視して開示に至ったとのことです。企業がステークホルダーのフィードバックを経営改善の 推進力につなげる姿勢を示せば、投資家も株主として関わることの意義を感じることから、⻑期投資の対象としやすくなると言えます。

非常に読み応えがありますね。レポートは こちら です。

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド (愛称:ライジング・サン)

月次レポートでは、投資先の #アソインターナショナル  さんが紹介されています。

同社は⻭列矯正装置など100種類以上の矯正⻭科技工物を患者データに基づきオーダーメード製造し、⻭科医院に提供していま す。⻭科矯正に対応している国内⻭科医療機関約25,000件のうち、2022年6月時点で6,047件と取引があります。

ファンドの評価からです。

日本の⻭科矯正市場規模は、世界の⻭科矯正市場規模56.8億ドル(2019年、当時の為替レートで約6,223億円)に対し、 2021年度で99.1億円と小さいため今後の拡大余地は大きいと考えます。

スパークス・新・国際優良日本アジア株ファンド(愛称:日本アジア厳選投資)

2023年1月末の上位10社です。

前月末です。

投資先は2社増の37社となっています。

上位10社は3社、入れ替わっています。

上位10社に新たに登場した3社、いずれも興味深いですね。

1年前の上位10社です。

https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/jag_202201.pdf

5社が入れ替わっていますね。

おまけ

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