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「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2021年7月)

投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

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(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。

renny_history_評価損益率

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.38倍(前月末2.39倍、前年同期 1.90倍)になっています。

2006年4月末の投資元本を100とすると、2021年7月末の時価は3,246(前月末:3,238、前年同期:2,350)に達しています。

ということからすると、

冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては

資産形成できている!!!

と答えられます。先月末まで、月末基準で評価損益が金額でも率でも8ヶ月連続で過去最高を更新してきましたが、連続記録はストップしました。

なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。


保有資産の配分

保有資産の配分はこんな感じです。

renny_資産配分_当月末

前月末はこうでした。

renny_資産配分_当月末

日本株式が減った分、先進国株式が増えた、そんな感じです。

FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのがこのグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。

renny_資産配分_当月末_FOF

ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、株価が下落すると評価額は大きく毀損されます。

リスクはかなり大きめです。

これまでの資産配分の経過は下記でご覧になれますので、もしご興味があれば。

アクティブ運用(とパッシブ運用)の比率、バランスファンド(上記のグラフの先進国債券はバランスファンドで保有)の比率、その推移を見たのがこちらのグラフです。

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アクティブ運用比率は前月末比から減少して52.9%(パッシブ運用は47.1%です)、バランスファンド比率は前月末比横ばいの10.5%です。

パッシブ運用のファンド、バランスファンドには、2017年2月以降、追加投資していません。投資再開の予定もありません。

パフォーマンス

月次リターンは ▲0.11%でした。過去164個のデータがありますが、マイナスになったのは56回、率にして34.1%。12ヶ月あると、4.10ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。

年初来のリターンは +13.79%。これまでの年毎の推移です。

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2021年も7ヶ月が経過。ここまでは2桁のプラス。年間で3年連続のプラスとなるか、ですね。市場の評価(株価)は企業業績に対して買われ過ぎという見方は全く変わっていません。それだけにガクンと来ちゃう日がいつ来てもおかしくないな、って考えています。その日は近づいている?

1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2016年8月末から2021年7月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。

renny_1年リターン_直近5年

2020年7月末〜2021年7月末は+30.7%と高い数値となりました。

この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。

renny_1年リターン_since_2007Apr

今月の+30.7%はこれまでで14番目に高い数字となっています。プラスの月が111個ですから、かなり高い数値だということが分かります。

来月はどうなりますやら。

保有ファンド毎の (基準価額➗平均取得価額) − 1 他は有料記事とさせていただきます。ご了承ください。

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