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スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #28 (2022年8月末版)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観測です。

スパークスさんのnoteの記事です。

このように毎月の月次レポートをまとめた記事をつくられているところから、月次レポートに取り組まれている姿勢の一端が感じられます。

各ファンドの投資先の会社を紹介している箇所を重点的にピックアップされていますが、その説明の中で株価(市場の評価、価格)についてのコメントが非常に少ないのが特徴的です。投資先の会社の「企業価値」の観点で説明されています。

企業価値を探究する、探究しているファンド だと感じます。

この姿勢に関心を寄せ、支持する投資家が一人でもふえて欲しい、それがこの定点観測を続ける何よりの原動力です。

スパークス・ジャパン・オープン (愛称:キョウソウの架け橋)

今回の月次レポートでは、投資先の #昭和電線ホールディングス  さんが詳しく紹介されています。サステナビリティへの取組 として3つの改善点を取り上げられています。そのうちの一つが人材面、ジェンダーダイバーシティとともに説明されています。

このファンドのマネジャー、清水さんがnoteで再編集した記事をつくられています。

私が担当するファンドが昭和電線ホールディングスに投資を開始したのは2020年9月です。長谷川隆代社長を中心として推進している経営改革により、企業価値向上シナリオが鮮明になったと判断したことがその理由です。

企業価値向上シナリオが鮮明になったと判断した」と説明されている通り、ファンドの判断において「企業価値」が重視、重要視されていることが明瞭に示されています。

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド (愛称:ライジング・サン)

投資先の I-ne さんが紹介されています。

月次レポートでのコメントです。

データ分析に基づいたブランド育成力こそが同社の強みであり、持続的な成⻑を可能にしています。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03869/09d4e42b/6094/42ca/a83c/c91c5bf243ad/140120220810517335.pdf

ファンドが「大型化が期待される」と評しているのが YOLU です。

注目です。


スパークス・少数精鋭・日本株ファンド

投資先の #京成電鉄  さんが紹介されています。

次回も気合の入ったレポートを読めたらいいな。期待しています!

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