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”アクティブ投信でオーナーシップ投資をたのしもう!” から 2021年11月号

昨年2月に運営を始めたnoteサークルです。

サークルについてお伝えしているマガジンです。

前回はこちらです。

メンバーの皆さんが強い関心を寄せているのでは? と感じる投資会社があります。

ベイリー・ギフォード さんです。特設ページが更新されたようです。

成長株への長期投資に強みを有する、ベイリー・ギフォード社。
スコットランドで100年以上に亘り長期投資を実践してきた運用会社です。


大半の投資家は、目先のEPS(1株当たり 利益)やBPS(1株当たり純資産)に注目して 投資判断を行っています。しかし私たちは、これ らの指標を用いる投資判断を行っていないば かりか、意識的に避けています。
私たちは、企業をあたかも間借りして 短期的な投資を行うのではなく、企業のオー ナーとしてふさわしい行動を取ろうとします。 そして1世紀以上の歴史を持ち、2度の世界 大戦や恐慌を切り抜けてきたエディンバラの パートナーシップ形態(外部の株主がいないた め、短期的な利益の追求圧力を受けない)の 企業として、私たちは忍耐が求められる長期 投資で高い競争力を発揮できると考えます。

私たちは自社の経営に関しても、数四半期先 ではなく10年以上先を視野に入れます。
ベイリー・ ギフォード社のファンドマネジャーやアナリスト が焦点を絞るのは5年後、10年後の企業の姿 です。企業が持つ競争優位や経営手腕、そして 持続性は少なくとも5年という期間が経過して 初めて明らかになると考えています。
私たちは世界中の株式市場から銘柄を選択し、ポートフォリオの構築では個別銘柄の魅力度 主導で行うため、投資プロセスにおいてベンチ マークを参照することはありません。純然たる アクティブ運用であり、パッシブ的な要素はあり ません。
個別銘柄のウェイトは、その企業の時価 総額や属する国、セクターではなく、成長性や 事業の可能性等に基づき決定します。ボトム アップによる銘柄選択が長年にわたって組織に 蓄積してきた私たちのスキルです。
銘柄を厳選しているため株主として投資先企業の株式の持ち分は大きくなり、投資先企業と深くエンゲージメント(企業との対話)を行うことも可能になります。単に持ち分が大きいだけではなく、私たちが長期投資家であるという投資先企業側からの評判も重要だと考えています。
調査において最も重要なのは投資先企業の 経営陣からの情報ですが、運用業界と全く関係 がない情報源も貴重です。
株価の下振れリスクに対して警戒した防御姿勢 を取るのではなく、リスクを取り野心的になる 必要があると考えています。
ベイリー・ギフォード社のファンドマネジャーやアナリストは、大半の市場参加者の正に真逆を行って いるといえます。
運用部門は基本的には新卒を採用し、 面接では知性や想像力を重視します。入社後に調査手法を教えることはできても、これらを教えることはできないからです。

ベイリー・ギフォードさん、非常にユニークな存在だと感じます。


こうしたユニークな「大半の市場参加者の正に真逆」な投資会社に強い関心をお持ちの方にお楽しみいただけるサークルを目指してます。

「自分が選ぶ」「自分で選ぶ」に貪欲な、アクティブ投信のファンの皆さんのご参加をお待ちしています!


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