“エア ジョーダン”誕生秘話を描いた #AIR を観て感じたこと:価値は「人」がつくるから「人」に投資したい
先日、勤務先の新入社員の話を聞く機会がありました。その際「へぇ」と感じたことの一つが、バスケットボール、NBAって人気があるんだー、ということでした。ハッキリ言うと僕はバスケットボールは全然わかりません。
そんな僕でもエア ジョーダンは知っています。noteで購読しているマガジンの導きでこの映画の存在を知りました。
NIKE、創業者のフィル・ナイトと言えば思い起こすのは”SHOE DOG"。後述の通り、NIKEとの関わりもありますから、映画をAmazon Primeで鑑賞しました。
一気に鑑賞して胸が熱くなりました。クライマックスではウルウルが止まらなかった。映画を見て感じたことを書き留めておきます。
新しい価値は「人」が、「チーム」が、つくる
エア ジョーダンという革新的な価値をつくったのは、その価値をつくろうとした人、チームの信念があればこそ、ということを強く感じました。マイケル・ジョーダンが圧倒的なパフォーマンスを見せたからこそその価値が劇的に飛躍的に大きくなったのは確かです。しかし、NIKEのこのチームがいなかったらエア ジョーダン、エア ジョーダンという価値は生まれなかったことでしょう。
「人」に投資したい
エア ジョーダンをつくったのはNIKEのバスケ部門チームでした。投資する決断をしたのはCEOのフィル・ナイトでした。この投資に対して少し懐疑的だったのが少しずつ変わっていきます。主人公とその周囲の行動が彼の判断を変えていったのだと思います。投資する時に見つめる対象は「人」であるべき、その「人」のこれまで、今を見ることの大切さ、重要性を再発見しました。
リスクを取るために
NIKEは最初、複数の新人と契約しようという考えでした。それをマイケル・ジョーダンに一本化します。分散投資から集中投資に変えたわけです。分散投資がそれまでのやり方だったようです。しかし分散投資では「負け犬」のまま、そういう認識がリスクを取るんだ、に変わった。マイケル・ジョーダンという才能との出会いがその判断を後押ししたのだろう、とも思います。主人公の周囲は集中投資のリスクを指摘し、恐れていましたが、主人公の行動が周囲の考え方を変えました。主人公は自分の評価を何度も何度もビデオを見て検証していました、リスクを取るために。その調査、リサーチの量が彼の判断を支えていたのだと思います。
保有している投資信託の資料からです。
農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選) は日・米・欧の25社に投資していますが、そのうちの1社がNIKEです。何千という候補から選ばれています。
NIKEの事業に関わっています
この投資信託を通じて、僕はNIKEの事業に関わっています。そうした縁があるからこそ今回の映画への関心がグッと高まったわけです。これは見なきゃ、と。
映画が、NIKEって会社は「どこからやってきたのか」の一つを知る、深く知る助けになりました。
NIKEを選んで投資する、リスクを取ると判断したのは、おおぶねグローバルを運営するチーム、NVICの皆さんです。彼らが調査、分析を重ねてこの投資を実現しています。彼らと、エア ジョーダンをつくりだしたチームと重なりました。
NVICさんは、投資することを「モノづくり」に喩えられています。ただ、そのモノをつくるのは「人」ですよね。
映画の中で、エア ジョーダンの第1号、試作品が登場するシーンがあるのですが、出来上がったのはシューズです。それを形にしたのは「人」の関係、協力、協働です。そんなことを思いました。
というわけで、「おおぶね」シリーズの受益者の皆さんに一言。
おおぶね受益者のみなさん、AIR、オススメです!
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