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スパークス『厳選投資』ウオッチ #99 (2023年8月末)

アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。

『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド

の愛称です。

毎月、定点観測を続けています。今回が99回目、9年目

このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。

こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。

スパークスさんのnoteもぜひご覧ください!次の更新、待ってます。


月次レポートのメインは!

某社の不正問題で大揺れ中の損害保険業について非常に詳しく述べられています。

投資対象としての損保ビジネスの魅力が5つ挙げられています。加えて足元のバリュエーションについてもファンドの見方が示されています。

ぜひ レポート本文 をご覧ください。

このファンドの月次レポート、『月次レポート研究所のポッドキャスト』でも取り上げました。ご興味あれば覗いてみてください。

数字・データを定点観測

ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ

月次レポート からです。

前月末です。

投資先は1減、25社になりました。

トップ5に異動はありません。

業種別の推移です。

前月末と見比べると精密機器に代わって化学がトップ5に。

1年前と見比べると、投資先は2社増えています。1年前はサービス業がトップ5に入っていました。

3年前と見比べると、投資先は7社増。電気機器、化学は2023年8月末もトップ5に居ます。

5年前と見比べると、投資先は9社増。

2023年3月に終わったファンドの第15期の運用報告書で投資先を確認する記事をつくりましたのでご興味があれば(有料となりますが)ご覧ください。

純資産総額・受益権総口数

『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、起点を2014年6月とします。

8月は前月末比で4.0億口増加、ファンドへの資金純流入となりました。

2ヶ月連続の資金純流入です。3月は受益権口数増となっていますが決算による分配金払出しがあり、その再投資による口数増がカウントされていると推測されます。

上表の通り、数ヶ月(大きな)増加が続いた後に、数ヶ月連続で減少=ファンドからの資金純流出ということが何度も見られる現象です。

前回の流出連続期間は2019年4月から2020年11月にかけて20ヶ月続きました。この際も2020年3月にだけ口数が増加していました。

9月がどうなるか、3ヶ月連続の純流入となるか、注目です。

パフォーマンス(ローリングリターン/5年・10年)

パフォーマンスです。

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