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もう一度過去に戻れたらいつやり直したいですか?

この台詞は皆さん聞いた事があるだろう。よく売れたアイドルとかが雑誌の質問で聞かれるあの台詞。

あなたはいつに戻ってやり直したいですか?

私はこれを聞かれると悩んでしまう。過去に戻れる訳じゃないのだから適当に返せばいい話なのに悩む。それもいつの時代に戻るかではなく、戻らなくてもいい気もするし、かといって戻れるチャンスがあるなら戻りたいけど、いつ戻ればいいか自分でも分からない。

よく友達は「小学生の時からもっと勉強すればよかった、そうすればいい大学に入れるし、いい所に就きやすいから。」と言っていた。いつの時代に戻るにせよ、大概の人間は学力貯金をしたいと言う。けど私の性格上、 瀬戸際まで追い込まれてやっと腰を上げるタイプだ。戻ったにせよ勉強はギリギリまでしない。というように、自分が変わらなければ過去に戻っても同じようになる気がして、だったら戻らなくてもよくないか?と考えてしまう。また、もし高校受験を控えた中3に戻り改心して第一志望に行っていたら高校の友達とは会えないし、第二志望に入ったからこそ大学受験で巻き返そうと勉強に必死に向き合えた気がするのだ。

だからやはり戻らない方をとってしまう気がする。確かに、私はほぼ自分の思った通りの人生を送れていない。結局、大学も第2志望になったし留学も行けなかった。(1番安く行ける協定留学の条件である英語スコアに到達しなかった為) けど、大学で教育熱心な面白い教授や仲良い友達に出会えたり、ひょんなことから英語の特別コースに入ってしまったりそれなりに充実している。

惰性に聞こえると思う。けど英語に関しては留学はしないけどこれからも頑張っていきたいと思っているし、どんどん未来は変えていこうと思ってる。

思った通りではつまらないし、私の場合悔しい!っと思った時にやっと力を発揮するタイプだから少ししょうがないのかなと感じている。人生誰しも全てが全て思い通りでないからこそ自叙伝などが面白く感じるのかもしれない。



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