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♪最近の音楽の楽しみ方♪

♪最近の音楽の楽しみ方♪


音楽の楽しみ方というのは多様化していますよね。というよりは大きく方向性が変わったといった方が正しいのかもしれません。時々、音楽の歴史について考えるのですが、それが結構楽しくて、やっぱり音をどこかにしまっておくってかなり画期的なことだと思うんですね。記譜法とかはそのうちに入るのかな。

貴族が踏ん反り返ってた時代なんかは、その場でしか音楽を楽しめなかったけど、蓄音機が出来てからは、どこかにしまっておくことができるようになった。それでも当時はまだ聴けるところが限られていて、レコードとかCDなんかはそうだった。

音楽は「聴きに行く」というのが一般的だったけど、いつしか音楽は「持ち歩く」ものにまで大衆化した。もちろん今でもライブとかコンサートなんかだとそこに行かないと楽しめないですが。

どんどん音楽が身近になってきて、最近ではサブスクリプションで月額制で無限に音楽を持ち歩く人も多くなってきたいるように思います。僕が高校生だった時代は、CDがまだ主流で聴きたい音楽をTSUTAYAまで借りに行くというのが普通だった。中学生の時なんかも、YouTubeをはじめとする動画配信サービスでドラマで流れていた音楽を探してみる。こんな楽しみ方が主流だったと思います。要は、当時は目的を持って自分が音楽に向かっていくというイメージ。

それがここ数年で大きく変わっている気がします。「音楽に自分が向かっていく」構図から少しずつ逆転してきて、むしろ「音楽が僕たちのところへやってくる」ことが起きているように思います。それがタイトルにある最近の音楽の楽しみ方。僕はSpotifyを使っているのですが、この聴き方をたまにします。

自分が好きな曲だけを集めたプレイリストを聞くことがほとんどなのですが、一通り流し終わると勝手に似たような音楽や同じアーティストの他の楽曲を自動再生してくれます。

これがすごく今っぽくていいなと思っていて、要は自分の知らない音楽をぼーっと聞いている時に「ハッ」とすることがある。知らないんだけど、自分の好みの曲だ、というのが月に一回ぐらいの頻度でやってきます。まさに今日これがやってきました。音楽を聴きながら街を歩いていると、知らないんだけどなんだか心地の良い曲が流れてきたわけです。何かを発掘した!意図せず掘り当てた!みたいに嬉しくなります。

Shawn MendesというアーティストのUnderstandという曲です。よかったら聞いてみてください。

こういう、音楽がやってくる聴き方が日常的にできるってこれもまた新しい音楽の楽しみ方なのかなと思っています。月に一度やってくるこの瞬間はすごく嬉しいので密かに月一の楽しみになっています。

音楽を聴きにいく時代から、音楽を持ち歩く時代へ。
音楽を探しに行く時代から、音楽が探しに来る時代へ。

次は音楽はどんな風になるのかすごく興味があります。
もしかしたら、耳だけで楽しむものでなくなるのかもしれませんね。
というか僕はそうなる気がしています。

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今日の一枚。朝起きて窓の外をみてみると、うっすら桃色でした。久々の空模様だったので、じーっと眺めているとどんどんピンクになってくる。あっちは青いけど、こっちは真っピンク。3年前にフィンランドのラップランドで見たオーロラを思い出すくらい綺麗でした。ほんとにオーロラみたいだった!かなり綺麗だったので窓を全開にして写真を撮りました。反転しているのは、窓に反射しているだけです。フィルム写真っぽく撮れる「HUJI」というアプリで撮った一枚です。結構オススメのアプリです。特に加工はしていません。朝から清々しい気持ちになりました。

素敵な週末をお過ごしください。

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