【介護保険外サービスは複数サービスが必須?】(サービス提供者側の話題)
はじめに
私は介護保険外サービスを始めて5年目の個人事業主です。
最近では介護保険外サービスをプライベートケアサービスと呼ぶことも多く、介護や福祉を必要とする方々の身近なサービスとなっています。
個人事業主ということで、法人や会社に所属しないで活動している今風で言うフリーランスな働きをしています。
ちなみに前職は福祉用具専門相談員として、地域で12年ほど働いておりました。福祉用具という営業寄りの職種でしたが、ヘルパーの資格を持たなくとも介護保険外の世界で4年に渡って続けることができています。
介護保険外サービスは複数サービスが必須?
介護保険外サービスを開業するにあたって、どのサービス提供者も核となるサービスを決められるかと思います。
当店で言えば「病院付き添いサービス」と「庭仕事」というところです。
なぜ複数のサービスを核にしなければいけないかと言うと、核となるサービスが1つだけでは事業の収益的に厳しいからです。
例えば仮に「病院付き添いサービス」のみを営む介護保険外事業者がいたとします。(基本的に他のサービスは行わないという設定)
当店の今年度における「病院付き添いサービス」の平均売り上げ月額は約12万円で推移しています。
個人事業のため、経費や保険などを引くと収入は月8~9万円くらいだと思います。
介護保険外サービスが本業の場合、この8~9万円だけでは生活が厳しいと思いますが、いかがでしょうか?(あくまでも当店の場合です)
その点で「病院付き添いサービス」を行っていない時間帯に行える別のサービスが必要になってくるのです。
しかしながら、核となるサービスを打ち出さないで何でも行う「便利屋」的な立ち位置だと、何を行ってくれるサービスなのか利用者やケアマネには分かりませんので、サービス提供者の特性や得意なことを活かして、核となるサービスを前面に打ち出すことが必要です。
何を核にしていけば良いかは、また別のnoteでお話しできればと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました!