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大会を通して学んだコーチをする意義っぽいものと関わり方。

本日、自分が携わっているチームの地区大会が終了し、2年ぶりの男女優勝を達成できた。

今大会から前HCがご自身の都合でお忙しくなり、自分が男子HCとして指揮を取った。正直今日の試合までは内容はあまりいいものではなく、ベンチで選手同士が喧嘩する等まとまらないチームだった。

それが、今日彼らはお互いを助け合い、自分の仕事を果たして夏、秋とずっと競っていたライバルチームにダブルスコアで快勝した。

自チームのシューターは前半途中途端にシュートが入らなくなり本人も「無理です。」と言うくらい下を向いていたが、ACのメンタルサポートもあり見事に復活。今までならずっと下を向いていた彼が大きく成長した瞬間であった。

彼以外の4人、ベンチも相手のタイムアウト時やピリオド間で自分が指示する必要もないくらい適切な対応策を自分たちでコミュニケーションを取り合っていた。

ここから自分の思考の話になる。

コーチをしている上で常々自分が考えていることは「どういうスタンスで選手と関わるか」である。部活そして中学生を教えている以上教育的な観点が必要不可欠だが、今の所自分は

「ガチで勝利を目指していく中で選手が必要とする環境や知識、フィードバックを与え、成長に貢献する。その過程で人生に必要なスキル(コミュニケーション能力やリーダーシップ)を身につけてもらう。」という考えを採用している。

勝利至上主義ではないか?と思われがちだが、本気で勝利を追い求めてグッドプレイに対してチームが一体となる瞬間、劇的なブザービーターで優勝を決めて保護者も喜ぶ瞬間はワイワイ系では手に入れられないであろう。本気で勝利や目標を追い求めるからこそ適切にコミュニケーションを取らなければ円滑にチームは回らないし、卒業したとしてもそのスキルはバスケ以外のチーム・組織でも役立つことになる。

コーチの仕事はそんな本気の選手達に必要な環境を与えることではないか。そのために日々勉強するし、練習やゲームプランを考え、コンセプトを作り、寝ずにスカウティングを行い対戦相手のセットを全部研究する。

ベンチでの振る舞いもそうだ。エネルギーを出して指示する時は選手と一緒に戦ってるかのごとく大きな声と身振り手振りで後押しするし、時計が止まった時、選手がベンチに居る時は落ち着いて集中できるように話す等ある意味役者になっている。

やはりチームがいい勢いに乗っていて選手の成長が見える瞬間は何物にも代えがたいし、こういう瞬間を経験できることは同世代に比べて非常に恵まれているのではないか。試合から数時間経った今でも忘れられないから中毒性がありそうだ。

改めて男女で優勝トロフィーを持った集合写真を見てみる。皆いい笑顔だ。何度でもこの瞬間を味わっていきたいと強く噛み締めて選手やスタッフ、保護者の皆様、対戦相手の皆様、大会を運営してくださった先生方に感謝を申し上げたい。

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