見出し画像

能×UXD 第3回

2020年3月26日(木)19時。
梅田某所で参加できるメンバー3人でおこないました。

画像2

上下下位関係分析法のつづき
今回は前回途中になっていた、ペルソナづくりのための上下下位関係分析法の続きから行いました。
すると行動目標は「自分の目で確かめたい」「経験したい」「知識をつけたい」「古いものと新しいものを組み合わせて唯一無二のものを作り出したい」というものになりました。
そこから導き出した上位ニーズは「仕事で成功したい」「文化人ぶりたい」「新しものをみてわくわくしたい」でした。
この人物は、目でみたり、経験したり、新しい事を生み出す行為によって仕事で成功したり、人から尊敬したいという分析結果になりました。

画像2

上下下位関係分析法の結果からペルソナについてのディスカッション
上下下位関係分析法の結果をもとに、人物像と利用状況をより煮詰め、ペルソナシートを完成させるためにディスカッションを行いました。
実在の人物でこのように考えたり、行動しそうな人を参加者それぞれピックアップして、その人の人柄やライフスタイルをペルソナに取り入れました。
ペルソナは社長をしている人物であろうという事はすんなり決まったのですが、親の後を継いだ2代目社長なのか、自分で起業した社長なのかで議論になりました笑。
能をみに来そうなのはボンボンの2代目社長ですが、行為からみえてくる人物は自分で企業した社長ではないかということで、全員の意見がまとまりました。
そうした話し合いを繰り返し、どんどん人物像(行為)がかたまっていきました。

A4_UX能ペルソナ

仕上げのペルソナシートの清書
ディスカッションをもとに、ペルソナシートを清書しました。
ひとつひとつの工程の意味を理解してワークを行ったせいか、以前授業でペルソナシートを作った時よりも、かきやすかったです。
ただ、キャッチフレーズを考える時に、ペルソナを一言であらわすいい言葉がうかびません。
とにかく仕事の事ばかり考えている人物なので一旦「犬の散歩も仕事のためにする」というキャッチフレーズにしました。
いいキャッチフレーズが浮かばなかった原因は何故なのか、不明ですが、心に止めておきたいです。

まとめ
長い工程を経てペルソナが一体しあがりました。
仕上がった人物は、インタビューをさせていただいた方3人の方の人格よりもずっとキャリア志向な人物に仕上がりました。
こういった、別人格がでてくるのはとても面白く、興味深く感じました。
参加メンバーの方が能のような芸能を「役に立つかも」という発想でみにこられる方がいるのがワークでわかったのが興味深かったとおっしゃっていたのが、印象的でした。
このペルソナが今後のサービス作りにどのように影響してくるかが楽しみです。
次はサービスのアイデアだしの工程にはいりたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?