日々3

16:00 二日酔いをこすりながら福岡ではじめてのスカイスパというサウナへ。最近二日酔いの残り方がひどい。どれくらいひどいかというとスペースマウンテンを乗り終わった後の気持ち悪いぐるぐるした感じがずっと続いてる感じだ。最悪だ。
二日酔いをなくすためにサウナは最良薬だ。しかもスカイスパはよかった。サウナが水風呂の隣にあって日光が水面に反射してサウナ室に光のオーロラができていた。あのゆらゆらを見てたらすごく気分が落ち着いた。
水風呂も適温。12分×3セット。外気浴も10階にあるので気持ちよかった。景色は見えないけど空が開けていて鳥が飛んでるのをずっと見ていた。鳥のはばたきを見て人間もこんなふうに飛べるシステムはないのかとか色々考えていた。空も〜飛べ〜るはず〜♪♪

17:30 少しはやめの時間に今日の会食の場所についた。今日はイタリアン。良い響きだ。今日はイタリアンというだけで大人の雰囲気がでる。今日はイタリアン。
人が揃うまで店内を見渡していたらキングダムの作者のサインとかとにかく色んな人のサインが壁に書いてあってすごいミーハーな気分になった。お店はガエターノという名前で先輩がチョイスしてくれた。僕は間違えてガーターと呼んでいた。読み方も俺の人生もガーターだ。つらい。

今日の会食は不動産屋さんの偉い人たち2人とだった。たくさん物件を持っている。ロレックスもつけている。ベンツも持っている。三拍子揃った金持ちだ。そうだ、奢ってもらおう。
1人は社長さんで僕はその方を王と呼んでいる。王はいつもご飯を食べさせてくれる。そして王がチョイスする店はいつも美味くて、王といった店では食べたことないものをたくさん食べた。キジの肉とか平貝とか今日のガエターノでもズッキーニの成長前のやつを食べた。
もう自分が頑張って働かなくても王達に支援してもらって生きていけばいいのではないか?そうだ。プロ無職になろう。最近はずっとそんな心持ちでいる。
奢ってもらうかわりに何を与えられるのか?昔はそんなことを考えていたが今は違う。与える側は与えたという背徳感を得れるそれを最大限いかすのが僕のプロフェッショナルだと思っている。背徳感最大化の法則だ。王を喜ばすピエロみたいもの。プロピエロ。略してプロピ。今年はこのワードがくる。

20:00 お店を出て近所にある会員制のBARへ向かう。着物を着たお姉さんがバーテンダーをしているお店で福岡のドンみたいな顔のおじさんがたくさんいた。みんなドンみたいな顔をしているだけなんだと思う。すごいマウントばかりとっている会話が多くて本当のドンはそんなことしないだろうと話を聞いていた。
僕が一緒に飲む王達(奢ってくれる人たち)は腰がとても低い。イジっても怒らないしマウントをとってくることもないし常に新しいことに興味関心をいだいている。僕はこれを王の3大原則としている。そしていつもこんな大人になりたいなあと思いながら会話をしている。僕と飲んでいる先輩方は誇りに思ってください。カッコいいです。

22:50 ベロベロになってきて他愛もない話をしていたら夜も深くなっていた。きのび?というクラフトジンが美味しすぎて無限に飲み続けていた。気づいたら二日酔いがただの酔いになっていた。僕はまだまだ飲めたけど2人とも仕事人なので早めの解散をした。まだ飲みたりなかったけど明日の飛行機が上がる瞬間に俺の中の物たちも上がって来るだろうと想定して飲むのを辞めた。大人になった。


クラウドファンディングに挑戦中です。あと5日です。よろしくお願いします。

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