#1 アイドルと夢見るカメムシ
最近カメムシが多いな。
夜中グラウンドで練習する野球部の大学生を照らす光に群がる。
野球部の青春を感じにきたっ!て感じは無さそう。明るいものに惹かれるポジティブな害虫。
鬱病になって家にこもってしまう人間達にとっては見習いたいものではあるかな。
まぁ東京ドームの真ん中に立つアイドルに向かってペンライトを振りにいくオタク達も宇宙から見れば、大変気持ち悪いカメムシだな。
残念ながら私もそんなカメムシになって7年目だ。なかなか継続しない俺にとってこれは快挙も快挙。
アイドルを推した7年、かなり人間的な部分で変化があったと確信している。
1.夢を追う姿を見せられた
アイドルは完璧ではない。
完璧であれば、アイドルになっていないというのが自分なりの結論だ。
夢はなんですか?
と人に私は度々きくのだけれど、
「普通に安定した生活ができればいいかな」と人々はいう。
まあ幸せだろうな。
夢がないのかもしれないけど幸せだろう。
けれど
もし君に歩く足がなかったら、アイドルを見る目がなかったら、小さいことで言うと学校での人間関係がとても苦手であったりだとかした場合。
普通に暮らせればという言葉が出てくるのか。
何が言いたいか?
人は普通に暮らすには、何が足りないことがある。暮らしたいけど、それが足りなくてできない。
だけど、何か今の自分を変えたい。変えなきゃと思った先に。〇〇になりたいという夢ができ、オーディションに手を伸ばしているのだと思う。
アイドルは夢を叶えにきた。自分を変えたいと体を起こして、痛みの伴う場所に走り出した。
夢を持てる、持とうとしている というのは、何かと闘ってきた奴だと思う。
自分もそうである。特大などうしようもない悩みを抱えている。
だが、悩みがなかったら とは思わない。
いやちゃんと結構思ってるわ。
けど悩みがなかったら、今自分の叶えるべき夢はなんだと問答していない。
普通の生活をしていると、その夢を探すのを諦めてしまう。やはり人間傷を負いたくないのである。生命を危険に晒したくない本能だ。
ただ、アイドルを観覧しにライブへ足を運んでしまう。
そんな光に導かれたカメムシは、ステージの上で夢を叶えて居るアイドルをみて。
希望を羽に抱いて地元へ飛び交える。
俺は夢を探さないと、生きる理由を見つけた結末が、あのステージの上での彼女での涙と笑顔だと。
2 持っているカードが増える
カメムシはただでオタクをやっていない。
時間の無駄ではない。といいたい。。。恃む
カメムシは3種類くらいいるだろう。
アイドルに夢をもらうカメムシ
コールとライブ会場を楽しみたいカメムシ
アイドルと音楽とステージが好きなカメムシ
どのカメムシも新しいカードを獲得できる。
おめでとう
上は単純に夢だ。希望だ。
中は、共通の友達。自分の幸せの時間。
下は、アイドルが楽しんでいる趣味をそのまま趣味にできたり、得られるものは大きい。
アイドルが野球を見ているから、サッカーを見ているから、私も見始めたという方は多いのではないだろうか。
推しと同じものを好きになるのは、ただ自分が趣味に出会うよりイージーだ。
苦手なものだったとしても、気がつけば好きになっている。またオタク達から得るバンドワゴンに流され、トレンドに追いつこうとその趣味について勉強したりもする。
新しいものに出会うというのは素敵な事なんじゃぞ。
3 推しを鏡に生きていく
推しを鏡にして生きていってほしいと言うのが、願い。最後に言いたかったことです。
推しが人に優しく振る舞うのなら、あなたもそうなってほしい。
推しが夢を追いかけているのなら、あなたも。
もし恩を推しからもらったというのなら、その恩を周りに渡していく。
これは齋藤飛鳥ちゃんの言葉だね。
推したアイドルは君の理想だから、お手本に。
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