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ミルくんのその後…トライアル

 9月から預かりをしているミルくんが今、トライアルをしています。

保護された時は栄養失調で、小さくて細くて…。
それが、10ヶ月を経て別猫に変身しました。

譲渡会にも参加させていただいたりしてたのですがなかなかご縁がなくて、長い間我が家にいたのでミルくんも自分の家だと思っていたと思います。
ミルくんが我が家にいる犬のココを怖がり(ココはミルくんを受け入れてました)一緒にいることができずで、ミルくんは2階、ココとみゃーこは1階でずっと生活をしていました。

寂しくなるとニャーニャーと鳴いて知らせるので鳴きだしたら、2階に上がり
ミルくんのそばにいる。
側にいるとしても、多くて30分ほどです。ミルくんにとっては独りの時間が多くて淋しい思いさせていました。

一階のリビングに一緒にいることができたなら、おそらく我が家のミルくんになっていたかもしれません。
でも、そうならなかったのはミルくんにとって、もっと幸せに過ごせる場所があるということだったのかもしれません。

保護猫活動をしてくださってる方がさまざまな場所にミルくんのポスターを作成して貼ってくださり、それがある人の目に留まり、ミルくんはお見合いをすることになりました。ミルくんの里親を希望してくださったファミリー(ご夫婦とお子さん2人)がミルくんに会いにきてくだいました。
それはもう、素敵なファミリーでミルくんを優しく抱っこしてくださったり話しかけてくださったり。
その後、家族会議をしてミルくんをトライアルすることに決めていただいたそうです。 

お見合いをした次の週の日曜日にトライアルをするお宅に保護猫活動のボランティアの方預かりをしていた私も同行させていただきました。
知らない家でおっかなびっくりでテレビ台の下へ逃げ込んでなかなか出てこようとせず、10ヶ月一緒にいたので私も後ろ髪を引かれる想いはあったものの、ミルくんが一番幸せになれるのはきっとこのファミリーの中にいることだと確信して、ケージの中に入れたミルくんには笑顔で
「頑張るんだよ」と声をかけて保護猫活動をする方々と帰ってきました。


インスタのストーリーなどで様子を上げてくださったり、LINEで話をしたりして状況がこちらにもわかるように考えていただいてて、ミルくんがファミリーに懐いていく様子が手に取るようにわかり、ありがたい限りです。

今では、お腹を出すほどになったようです。先住猫さんたちはまだ警戒しているようですが、ミルくんの方は「ニャーッ」と鳴いて大人の対応をしているとのこと。

2度も捨てられて、野良猫生活をしていたミルくんはようやく幸せに巡りあえるのかもしれません。

まだトライアル中ではありますが、幸せ猫さんになってくれると私は信じています。

ミルくんの物語りは、「幸せになりましたとさ」

で終わりを迎えそうです。

ご心配や、気にしていただいた方々、ありがとうございました。

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