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Free Smile❗️ 自信を取り戻そう。

こんばんは、チャイルドコーチングアドバイザー&コーチングアシスタントの荒木です。

 今日はFree Smileの日でした。
参加していただいたのは11人でした。

 今日の主人公はR君。現在中学生です。二つ上のお兄ちゃんが先にスポーツ少年団に入っていて、お母さんとお兄ちゃんのお迎えについてきてやりたくなって四年生の時にスポ少に入団しました。性格はとてもおとなしくてハニカミ屋さん。ラケット捌きが上手くてすぐにいろんなことを吸収していくような子でした。
少し小心ないところがあって、試合で負けだすと涙が溢れちゃうような子で、負けると悔しくてまた泣いて。

 「試合中は泣かないの」

大人がよかれと思ってかけられる言葉が、その子にとって自信を無くすことになることがあります。
 R君が自信を無くしたのはそんな言葉のかけ違いからだったのです。

 「もう試合には出たくない。試合が怖い」

お母さんに、そんなことを話したこともあるそうです。
後にスポ少も休みがちになり、Free Smileからも遠のきました。

今年の4月から彼は中学生になり、バドミントンを続けています。
そんな彼が先週からまたFree Smileには顔を出すようになりました。

 「シングルス、やろ!」
休んでいたR君に声をかけたのはFreeSmile共同責任者の息子。息子は、R君が所属する中学のバドミントン部の外部コーチをしています。
 スポ少からの流れから今の彼のことがわかっている一人です。

 ゲームでは手を抜かず、そして相手の持ち味を引き出すことを考え、ゲームの結果がどうあれ、終わった後に何をどう声をかけるかを考えてあったようです。(後に話を聞きました)

私はというと、審判練習も兼ねて試合の流れを見届けます。終わった後の声かけは、彼の持ち味となっているところをフォーカスして話しかけます。

 スポ少の最後の練習の時、同じ学年の子とR君とシングルスをした時のことです。その頃、自信を失っていた彼は、大差で負けてしまい、その後涙をこらえて、自分にいいところはひとつもない、と言いました。

今、R君にとって大切なことは何なのか?

 R君の場合「いいところにフォーカスをすることで、自分自身で肯定感を上げること」が必要だと考えて、ゲームの間の彼のパフォーマンスをじっくりと観察して言葉かけを考えます。

 子どもによりそれぞれタイプが違いますし今、その子に何が大切なのかもう違いますから、単に自由スペースで楽しんでるだけに見えていたとしても、多角的に観ることを忘れないようにしています。

これからR君がどのように変わっていくのかが楽しみです。

 Free Smileは、やりたいという気持ちを大切にしていく場所です。

 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

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