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薬は正しく飲みましょう

何日も眠れなくて

それでもやらなきゃいけないことは毎日あって

仕事しないと家賃も光熱費も払えないし

眠くならなかったからそれは辛くないけど

思考は全く働いていなかった

何時に何をしてどこに行って作業をこなして家に帰る

感情なんてどこにもなくてなにも感じなかった。


たまに眠れる日もあった。30分とか一時間くらい。

薬を飲むとあの無理やり意識をもっていかれる感覚が嫌いだったし

起きると部屋中がめちゃくちゃになっていることが何度もあった。

いつかのニュースでもあったね。運転をしたって。

ずっと昔に経験してた。

買い物してたり家で料理してたり…料理は途中で力尽きてたけどね。

火事にならなくて本当に良かったと思う。


あの怖さを知らず、夜になると眠れる人は

体が疲れると眠くなるのになぜか

薬で眠りたいと言う。。。理解に苦しむ。


眠くないのにいきなり意識が途切れたり

無理やり睡魔に持っていかれる感覚が私には怖くてたまらなかった。


当時飲んでいた薬は正しく処方されたものではなく

びっくりする値段だったけれど欲しがる人はたくさんいた。


数年後に病院に行くことを決意したけど

いくつの病院を通っただろう…


薬が効かないというと量だけが増える

最高どれだけ出てたなんて書いても意味ないから書かないけど

特技は錠剤を七錠ずつ一気に飲めます。なんて笑ってた。

笑って言わないと自分を保てなかったのかもしれない。

1つずつ飲むとお水でお腹いっぱいになって気持ち悪くなるから。

砕いて包んでのんでみたりもした。


今は眠いと感じる日常が幸せだ。

疲れたと帰ってきて一息ついて

ウトウトしたりすることがとても嬉しい。

そんな日々はもう二度と来ないと思っていたから。


とても長い年月を必要としたけれど

希望を捨てずにいて良かったと本当に思っている。


だからキミも諦めないで欲しいんだ。

「人生詰んだ」なんて思わないでいいんだ。

生きている限り終わらないんだから。


眠れないのは本当に辛い。

正しい薬で眠れるならそれが一番いい。

いつか一つでも減ったらいいなと願いながら。