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自己肯定感の育つ子育て 3

   ☆ 三歳までオールOK ☆

三歳までオールOK、そんなことしたらわがままに育ってしまうと、    これを聞いて、皆さん思うと思います。更にそんなこと出来るわけがないと思うと思います。実際、私もそんなこと出来るわけがないと思いました。

ですが私が恩師に教えてもらった一番大切なお世話の方法でした。

何故、オールOKなのか?

それは、赤ちゃんのお世話のところに書いた、満足の積み重ねです。

三つ子の魂百までとは、このことだったのです。

お母さんと赤ちゃんとの 絆 イコール 基本的信頼関係 を構築していくために、満足の積み重ねが必要と書きましたが、赤ちゃんから幼児、まさに三歳までオールOKするくらいお母さんの受容が必要です。

オールOKとは、どのように対応するのか? 

☆ 子供の要求に直ぐ答える事

ただし、要求されたことだけ に答える。これがすごく大切です。

先回りしてやりすぎると、要求をしないでも何でもやってくれると思い、自分から意見を言えない、黙っていて自分から動かない子になってしまう恐れがあります。

生れてからの赤ちゃんからすぐに始まる要求のお腹が空いたから、お乳をあげる   という行為について大事なことを書いていきます。      

これは、赤ちゃんの成長過程 0-1歳の乳児期は、口唇期 といい    口から お母さんのオッパイを吸うという行為から愛情の確認を行い、これがしっかり満足のいくように与えられると心が安心して 心の落ち着いた性格へと導かれます。発達心理学では、おっとりとした性格が形成されるといわれています。

この段階で赤ちゃんの不満足が重なると、幼児期以降大きくなっても   指をしゃぶるのが収まらないとか、爪を噛んだり、早くから喫煙をするようになったり 酷い程度になると薬物依存症になってしまったり、食生活に異常が現れます。どんどん成長するにしたがってこの時の 口に関する不満足 の影響が大きくその子の人生に出てしまいます。脅しているようですが本当です。

周りにいるかたで喫煙している方の断乳の時期を聞いてみてくだい。かなり早い時期から断乳をしているはずです。やはり断乳が早いと 小学生になっても何か不安を感じるとお母さんのオッパイを触りに来たり、お母さんがそれに答えてくれない方だと よその人 例えば幼稚園の先生とかにそれを求めるお子さんのお話を聞いたことがあります。

口唇期に通常の満足が与えられていた場合、お乳からは、二歳半くらいまでで 自然とオッパイから離れてくそうです。

私の子供たちは、二人とも断乳はしませんでした。

なんと三歳まで吸っていました。

二歳過ぎるとさすがに本人も恥ずかしくなって、お家でしか 吸いませんでしたが、そんなに大きくなっても吸っているのかと 周りの人には思われていたと思います。でも 私の周りの人は 私のやっていることを理解してくれていたので 変な目で見られることは ありませんでした。

子どもは 何かに不安になったり、寂しくなったり、悲しいことがあったりすると オッパイを吸って安心するのです。

この安心が心の安定と、お母さんとの信頼感、心の強さを作っていきます。

何故 うちの子たちは三歳までだったかというと、不満足なことが多々あったのでしょう。実際 私が赤ちゃんの時は 妹と二歳違いなので 一歳過ぎくらいで断乳されていました。 そんな私が 子どもたちに対して頑張っていたつもりでしたが 完璧にはできなかったので 長女は、次女を私が  妊娠した時に 赤ちゃんがお腹にいるから辞めようね と これはお母さんから言われると 子供が傷ついてしまうので 恩師が長女と約束をして辞めることが出来ました。 そう三歳になるとキチンとお話の内容が解ってきますので理由を説明して納得させました。

ただ、やむを得ず私が長女が一歳半くらいに 私の親知らずが痛み 歯を抜かなければならなくなりました。痛み止めを飲むので1週間くらい オッパイを辞めなくてはならくなりました。いつもオッパイを吸いながら寝かせていたので長女は 眠れなく、泣いたり お菓子や 果物などを食べさせて ごまかし 眠れるように 車に乗せて眠らせたりしました。ちなみに全母乳だったので哺乳瓶は受け付けなかったのです。これは、きちんと慣らしておくべきだったと 後悔しました。私は長女に対して申し訳なくなり ごめんね、オッパイあげられなくてと 悲しい気持ちでいっぱいでした。何故、急に親知らずが痛み出したのか?恩師に尋ねると私の断乳時期が重なっています。顕在意識は断乳をしたく無いのに潜在意識は 拒否をしていたのです。このように人の心は、潜在意識が働き、心や身体に多大な影響を及ぼします。 改めて赤ちゃんには 人間の 根幹を司る魂を 安定した心に成長させていく事が お腹にいる時のお母さんの精神状態、生まれた後三歳までの養育が特に大切となるのです。私が体験したようにお母さんの養育史もかかわってくるので自分と同じになって欲しくないと思い自分から悪しき伝統は変えていきたいと思っていただきたいです。

お母さんは 子供の安全基地となり 安心感を 子供に与えていく事が本当に大切だと私は、思います。

そしてより一層 絆を構築するために 次の項目があります。

☆ まず子供に怒りたくなっても 怒っては、いけません、感情的に対応してはいけません、 怒る言葉に 汚い言葉遣いをすると 悪い影響を与えます。子供もそういう言葉遣いになります。

発する言葉も使い方、言葉をキチンと選ばないと れっきとした暴力になり とても心を傷つけ 自尊心を育てることが出来ません。自己肯定感は育つことが出来ません。

☆ 勿論、身体を躾と称して 体罰で 叩いたりしては絶対にいけません。

ただし、命の危険なこと、社会的ルールは、絶対に止めて、言葉が理解できるようになってきたら、なぜいけないことなのか 理由を添えて説明し、注意していかなければいけません。これはとても大切なことです。

多分、一歳半くらいから言葉は、理解できるようになってきます。

怒られるからやめなさいと子供に言い聞かせても、 何で やっては いけない事か 解らないです。キチンと理由があるはずなので そこを理解させます。

感情的に、怒るとそのあと、今まで構築してきたものが簡単に壊れていきます。

実際、怒るのを私は、沢山ガマンしました。 私が オールOK で育てられてないので、ある程度子供が大きくなってくると 怒るのを我慢しなければならなくて、大変でした。

更に、断乳したくなくてもしなければ、ならなかった事態が起きたように 私は勉強してみて 自分の子供は私がしてもらってないことをやってもらっている羨ましさがあったと気付いたのです。

でも 私の子供が 私より子育てが上手くいくようになってほしい との願いもあったので、怒らないように沢山我慢しました。

まず離乳食が始まり、自分んで口に食べ物を運ぶようになると、食べ物で遊んだり、投げたり、みそ汁をわざとこぼしたり、書いていると娘たちの当時の事を思い出し、笑えてきます。壁紙がみそ汁で汚れたり、椅子の下は、ビニールシートを引いていましたが食べこぼしだらけになり、食事がすむと大掃除です。

娘が 好き放題に楽しく美味しそうに食べるのを見ながら一緒に、「ごはん、おいしいね❣」と 笑顔 で見守りました。

ここで、食べ物を粗末にしてはいけないとか、厳しく怒っても赤ちゃんには、わからないので まずは、食事の楽しさ、おいしさを覚えて 食事がスムーズにできるように 好き放題にさせておきます。

そのうち、お父さん、お母さんの真似をするようになり、スプーン、フォーク、お箸と使い方を教えていけばキチンと食べられるようになります。

大人が食事のマナーをキチンとしていれば、お子さんも出来るようになります。

好き放題にさせておいた私の娘たちは、食べることが大好きです。食事のマナーは、完璧かどうかわかりませんが、綺麗に食べることは、できてます。

摂食障害もありません。これは本当に、教えてもっらっていて良かったと思いました。あんまり厳しく赤ちゃんの頃から起こると、ひどいときは、先ほども書いた摂食障害の症状が後で、現れたりしてしまいます。

食事以外でも、色々な場面で起こるのを我慢しなければならないことが起きます。

私の場合は、娘に対して怒りたい感情が芽生えだしたのは、10か月で歩き出したのでそれを追いかけるのがまず大変だったのと、出かけた先で、触ってはいけない物をやたらと触りまくったりが始まったことからです。

怒らないように感情を出さずに静かに、触っている手を収めたり、買い物には、まとめ買いで短時間で済ませ スーパーには、あまり行かないようにしたりしました。娘は、行くと必ずほしいトーマスの傘のチョコレートを買いました。

後、面白かったのは長女が2歳半くらいの時にマクドナルドのチーズバーガーが好きになり毎日一週間、「チーズバーガー」を食べにマクドナルドに通いました。毎日来るので店員さんも不思議な顔をしていたのを思い出します。

一週間、通ったらピタリと行きたいと言わなくなり、満足したようです。

私はこの経験で、改めて 満足するとピタリと 止むんだ、

一つ、一つの満足のクリアは、決して我がままでは無く、一つの成長過程なんだなと確信できました。

三歳までのお子さんが親に対する要求、

出来ないことを要求されたり、困ったり、泣き叫んだり、沢山困ったなと思うことがあるかと思いますが、

お母さんの 特に 「 大丈夫だよ 」 の 一言 と 

愛をこめて抱き占めてあげる事で お子さんは安心します。 

あと お子さんが なぜその行動をしたのかを考えてあげるのも大切だと思います。行動には、理由があります。

そしてお子さんの お話をよく聞いてあげる事。忙しい特に呼ばれても 直ぐ返事をして用事から手を放し、すぐに 話を聞いてあげる事です。そうするとお子さんもお母さんや かかわる人たちのお話をよく聞くようになります。

すべて親がやってあげた通りの反応が返ってきます。

ぜひ お子さんがある程度大きくなって 歩けるようになっても 

「 お母さん 抱っこ 」

と言ったら必ず抱っこしてあげてください。

自分より小さい兄弟に我慢をして甘えたくなったり、疲れてしまったり、 どうしても甘えたい理由があると思います。

お母さんの抱っこは、お子さんの本当に安心する最高の心の栄養だと私は、思います。 

そして三歳になると、子育てが随分落ち着いてくると思います。

言葉をキチンと理解できるようになるので、三歳まできちんと日常会話を お子さんとコミュニケーション出来ていると本当に楽になります。 

大人でも 怒られて自分を否定し続けられたら 心が 折れて 心が病気になり 身体に病気が現れてきます。

        病は気から  です。

この言葉も 本当だなと 今までの私の人生で良くわかってきました。  せめて 三歳までは、自分のお子さんが 自分は 心から 愛されているという 自信を持たせるために 

             三歳までオールOK

            を 実践していってほしいと 私は 思います。 

私は、完璧に出来ていなかったと思います。でもそれに近づこうと努力はしました。私の子育てがどこまでできていたかは、私の子供たちがどんな子育てをしているかで、解ると思います。もう少し先のようですが。

私の子供たちは、反抗期もあり 社会に出ることができ、元気に育ち   成人できたので 中学高校時代に反抗期の無かった私よりは 心が大人に 成長出来ているかなと少し期待しています。



  

                 



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