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高専という日本の素晴らしい教育制度

 プロフィールでも記載していますが、私は工業高等専門学校、いわゆる高専出身です。自分で言うのもなんですが、高専は日本の上手くいっている教育制度ではないかと思っています。

 高専は高校1年生から入学する5年生の学校で、高校の3年間と専門学校の2年間を一緒にした学校のイメージです。工業系技術をいちはやく学べる職業訓練校のような学校で、全国に51校ありほぼ各都道府県に設置されている国立の学校です。(神奈川、山梨、滋賀のみ無し)

 設置されている学科(分野)は学校により少し違いますが、基本的には大まかに、機械、電気、情報(IT )、建築、土木の分野の学科が設置されています。ちなみに私は電気系の学科出身です。

 普通高校の教養科目に加えて、専門分野の科目も1年生の頃から勉強します。今は少し違うのかも知れませんが、私の学校では1年生は各学科の生徒を混ぜたクラスで、3年生になると各学科毎のクラス編成になり、より専門性に特化して勉強するようになります。5年生になると各教授の研究室に所属し卒業研究も行います。

 有名なものだと高専ロボットコンテスト(ロボコン)という、それぞれの高専が独自でロボットを開発して、戦わせたりゲームで競ったりするコンテストが毎年行われています。かなりのハイレベルなロボットをつくっています。

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