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地道なレベル上げ!危機こそが絶好のチャンスに。経験値を稼ぐ

3月末、キャンプにどハマりと同時に世はコロナ。

4月5月と都民も外出が制限される中、ついにうちの会社も休業がはじまり、6.7割のリモート出社に切り替え。

平日にも2連休となる日がちらほら。
これは。もしや。

そう、収入はガタっと減るが、同時に有名キャンプ場を攻めるチャンスだ。

ゆるきゃん効果なのかどうかはさておき、いわゆるメジャーなキャンプ場は基本土日は予約×。見れども見れども×、×、×!
都内の観光施設やディズニーでさえ閉園。尚のこと郊外のキャンプ場がその煽りを受け、軒並み満場。

バイクキャンパーである私としては、6月、7月と雨の多い季節に先行予約はかなりの冒険。それに予約枠押さえといて直前キャンセルだなんて、その日に行きたかったのに諦めた人に顔向けできねぇ...みんなの願いは同時に叶わないって宇多田ヒカルも歌ってたし。


なので平日休みはかなりデカい。

が!じわりじわりと関東のキャンプ場も閉鎖されていく...。


せっかく家族から新しいテントを買ってもらったのに、まだ近所の公園で設営しただけ(練習)



くっそーーー!
キャンプいきてぇーーー!

というわけで、オープンしているキャンプ場を発見。早速電話してみると「空いてるんでいつでもどうぞー」とのこと。

思い立ったが吉日、早速荷造りして出発。

向かったのは神奈川県相模湖付近にある新戸キャンプ場↓



道志川が流れており、山の中。諸条件は奥多摩と似ている。近隣の風呂屋は休業とのこと。問題なし。ギャツビー入浴で事足りる。

※ギャツビー入浴
→ギャツビーのシートで汗を掻くところを拭き取って入浴完了、下着と肌着だけ交換という超時短スタイル。清潔です。



さて、早速設営。
練習したものの、やはりツェルトは難しい。


それにしても水が綺麗だ。
魚もいる。どういうわけか対岸で遊んでいる子供たちは泳いでいるし(気温14度...



いいじゃんこのキャンプ場。
しかし...毛虫が多い!(号泣)
蜘蛛、ミミズ、G、ハチなど比較的虫には強い方なのですが毛虫、芋虫は別。天敵。
風が吹くたびに特殊部隊のごたる降りてくる。


チャドクガっぽくも見えたので念のため調べてみたら微妙に違う。おそらくマイマイガの幼虫なので毒は無さそうだがもうヴィジュアルが...
どうやら彼ら、鳥が枝に止まるとその振動を感知して糸使って降りてくるそうです。
となると鳥が木に止まる前に撃ち落とすしか方法はない...無理。キャンプ場のご主人にお話を伺うと、どうやら今年は特に多いとのこと。これもコロナの影響か?畜生コロナめ。


夕方を過ぎると鳥も寝床に帰るからか、毛虫の出現率も低下するが、夜焚き火をしていると、焚き火に向かって一生懸命に動くマイマイガさんを発見。飛び上がるほど驚いたが、このままだと焼け死んでしまう。何故炎に立ち向かうんだ君は...(リザードンに立ち向かうビードルのような構図...)


落ちてる枝に乗せて、離れた木にお戻し。

大の苦手ではあるけれど、目の前で死なれちゃ目覚めが悪い。それにここは山の中、いわば彼らのテリトリーに僕がお邪魔している身。「ごめんね」と一言。


東京にいたら、キャンプをしていなかったら絶対に考えられない自分の行動に驚く。


どういうわけか、その後撤収までは特殊部隊が降りてくることもなく、平和に過ごせました。



他のキャンプ場がコロナの影響を受ける中、わりとギリギリまで営業してくれたこちらのキャンプ場。梅雨が始まるまでは初期装備の見直し、設営と火起こしの練習とかなり経験を積めました。感謝しかないです。キャンプご飯も色々試せたし。



こうして運良く、ゲームでいうところのるレベル上げができた。


そして、時は来た。
憧れだったキャンプ場が、営業再開したのだ。


今の自分なら、行けるだろうか...
挑戦してみたい。本来は10月か11月を想定していたキャンプ場に挑むことになる。

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