最後までやり切る
リーグも残り2試合となり、ここインドネシアでの挑戦ももうすぐ終わろうとしている。
昨年6月にチームに合流して以来、プレシーズンから「毎試合これが最後だ」と思って積み上げてきた先にいまがある事をより実感している。
どんな状況でも自分のやるべき事は何ひとつ変わることはない。今日が最後の試合だと思って臨むだけである。
優勝争いをしていようが、残留争いをしていようが、試合に出ていようが出ていまいが、僕の想いはいつも
今日が最後の試合で、全てをかけてチームが勝つために挑んでいく
という事だけである。
昨日はスーパースターのように扱われていたのに、今日は犯罪者かのように罵られたりする。
明日の補償は何もなくて、自分が今日どんな結果を出せたかということだけが頼りの世界線。
この先の人生でどれだけの時間をこうやって興奮して仕事ができるだろうか、本気で挑んで悔しさも喜びも味わいながら生きていくことができるだろうか。
いまその瞬間が目の前にあって、掴みにいかない事ほど後悔することはないだろう。
どんな状況にあろうとも最後まで自分の仕事を全うすること。やるべきことを淡々と。自分の仕事に誇りを持って、情熱をもってやり続けること。
自分のやりたい事に全てをかけて挑んでいって現在がある。それ自体がもう勝ちだと僕は思っている。
だからこそ、そこから先どれだけの結果を残せるか、どこまで這い上がっていけるか。そんな世界を僕は見たいと思っている。
あと2試合。
この国に、このチームに、何か残せるように。
自分の思いや覚悟が伝わる様なプレーでチームを勝たせられるように最後まで戦い続けていく。
全ては自分次第。
ではまた。
“ It’s up to you “
Renshi
サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。